しずる!写真グルメガイド

オススメのレストランとメニューを写真で紹介する”本能直撃”グルメガイド。

若狭の海とめし

元です。

中部エリアは、関東へも、信越へも、北陸へも、関西へも比較的近い上に道路網が結構発達しているので、車で遊びに出かけるには、名古屋は絶好の居住地。我が家も周りに色々教えてもらいながら、こちらでは”お約束”の場所を潰して回っている。そして夏の海のお約束が福井の「若狭湾」。「海に行く」と言えば、「若狭?」と返ってくるようなメジャー。にもかかわらず、7月末のピーク時の土日でさえ、それほど混んでないのがいい。

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その若狭湾+敦賀湾の海水浴場で一番水がキレイと言われるのが水島。湾から船ですぐアクセスできる小さな島で波のほとんどない内海。水深2mくらいでも底が見え、エメラルドグリーンに光る想像通りのキレイさ。今は砂が随分と流されてビーチは狭いが、子供を遊ばせるにはいい場所だ。

とはいっても、我が家は我が家なんで、夏の日本海の食ってのが結局メイン。2泊で、夏の甘エビや岩牡蠣、三方のうなぎ、敦賀ラーメンなどを食べまくる。続きを読む

緑区・とんかつ「あさくら」4

【2011年6月訪問】

元です。

とんかつは、ギュッと閉じ込められた肉自体の味と食感も、衣と肉の一体感も、食後感の軽さも、色々な要素が美味しさに深く関係する、シンプルながらなかなか奥が深い料理だと思う。そんな複雑な要素を高いレベルでひとつに完成させているお店が名古屋にあった。住宅街の中に、よく馴染んで佇む「あさくら」だ。

恐らく6食くらいで売り切れてしまう、特上ロース。ロースながら脂をほぼ落としてあるのに、非常に柔らかく、一方豚らしい筋繊維の程よい弾力がある。岩塩で食べると、上質な豚の甘みがひろがるし、酸味が効いた甘みのあるソースはスリたてのゴマの香ばしさとあいまって、これまた食欲をそそる、カツのコーティング材になる。

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店内は、20席程度、駐車場3台。ランチオープンの11時に到着すると、前に2組が既に待っている。特上ロース(1500円)ランチを注文。続きを読む

銀座・焼肉(韓国料理)「王十里(おうじゅり)」3

【2011年4月訪問】

元です。

4月の送別会続きの中のひとつ、王十里。お会いしたかったこちらの方も含めた肉マニア達との幸せな時間。肉はホルモンとミノを食べ、他は韓国料理で攻める、という焼肉屋としては変化球な攻め方が正しいようだ。ミノもホルモンも、キムチも締めのミノ炒めごはんも、どれもとても美味しい。

ミノやホルモンはタレに深く浸けこんである上に大ぶりのカットだから、焼くのに気を使いそうだが、店員さんがつきっきりで焼いてくれる。

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焼いてはカットし、根気よく仕上げられたホルモンは凝縮した旨みが詰まっている。続きを読む

錦・カレーうどん「龍(りゅう)」3

【2011年6月訪問】

元です。

名古屋はカレーうどん文化が盛んだ、という意外な話を聞いたのは転勤早々。それではと、いくつか試した中で秀逸だったのがこちら「龍(りゅう)」。ネオンが光る錦の真ん中にあって、渋い定食屋風情。味噌煮込みうどんとカレー煮込みうどんの2メニューしか置かないこと、愛想がいいとはいえない接客を見るにつけ、「美味しいに違いない」という確信が強まるのだ。

26:30までの営業と立地を考えるに、夜遊びの後の〆うどん店として使われているのであろう、閑散とした昼の錦でのランチ営業は空いている。注文したカレー煮込みうどん(1,470円)は、ぐつぐつと”鍋焼き”で出てくる。鰹の出汁に加えて、貝類の出汁を感じる美味しいカレースープに、太くて食べ応えのあるうどんを絡めて食べる。食べ始めには強い印象を感じないが、食べ進めるにつれ癖になっていくタイプの理想的なスープで、食後の満足感が高い。

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改めて和風の出汁とカレーの相性の良さを感じずにはいられない。汁物としてのカレーは、ナンやライスと一緒に食べるカレーとは求められるものが違う。うどんを絡めて食べるソースとしての力以上に、汁を飲み続けて飽きず、食べた後に重たく感じないという要素が大事。そこに、日本人に馴染み深い和風の出汁は相性が悪いはずがない。
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深沢・焼肉「米沢屋」3

【2011年4月訪問】

元です。

最近更新が少ないとのお叱りをよく受けますが、生活を楽しむインプットを優先して、アウトプットを疎かにしがち。さて、今年の4月はほぼ毎日送別会をしていただいていたわけですが、そのひとつで伺った米沢屋。

焼肉の中では有名店のこちらは、機会がなく未訪だったお店だ。こちらの肉はほぼすべてに渡って、大ぶりの厚切で登場する。焼肉は焼く側に火入れを委ねられている稀有な料理だから、客にとっての難易度は相当高いお店。その一方肉のクオリティは確かに高く、巧く焼ければ期待以上の見返りが戻ってくる、ハイリスクハイリターン焼肉店の代表格かもしれない。肉を食べるだけでなく、”育てる”ことが好きな人にとっては、焼くプロセスも含めて十二分な満足感に溢れて店をでることができるだろう。

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炭火に乗せると、一切れで網を占領するサイズ。厚切の肉はその質の善し悪しがはっきりとでやすい。脂の質がわるかったりすると、臭みや重たさが薄切り以上に感じられるし、赤身の旨みが少なければ、頬張っても苦痛になるだけ。米沢屋の肉はそういった心配とは一切無縁。その味のよさが食べ応えとなって返ってくる。続きを読む

鶴舞・うなぎ「うな富士」3

【2011年7月訪問】

元です。

名古屋の暑さはヤバイ、と周りから脅かされているが、6月の終わりの時点で十分にそのヤバさは実感中。こう暑いとより美味しく感じるのが”うなぎ”ってことで、昼の閉店時間14時にならんだのが鶴舞の「うな富士」。浜名湖や四万十川の天然うなぎは”時価”とのこと。店内には「おおうなぎ、あります」と魅力的な言葉が踊っている。ひつまぶしもあるのだが、うなぎ丼、白焼き、長焼きがあり、うなぎの店としての基本を保っている。

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一番気になった肝いりうなぎ丼(2,700円)を注文。それなりの値段だが、ボリュームは相当。一見ご飯ばかり多くみえるのだが、実は”中入れ”。上手に焼きあげられたうなぎは、香ばしいカラメル状のタレをまとい、香ばしさと中のふんわり感がいい。名古屋にしてはタレの甘さも押さえ気味で好印象。続きを読む

東雲・ハンバーガー「Brozers(ブラザーズ)」3

【2011年3月訪問】

元です。

しっかりと焼き付けたサクサクのバンズと、シンプルな肉の味がしっかり美味しく食べ応えのある人形町のハンバーガー屋Brozers(ブラザーズ)。行列必至のこの店だが、ハンバーガーってそもそも行列してまで食べるものか?と思うところもあった。そうしたら、東雲(旧家の近く)にテイクアウト&デリバリー専門の支店ができたとの情報を入手しさっそく行ってみるのだった。テイクアウトで購入したのは、Brozersを代表するロットバーガー。

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 ベーコン、チーズ、卵、パイナップルなどが入ったバーガーにポテトとオニオンリングがついて1,500円なり。続きを読む

白金・焼肉「KIM(キム)」4

【2011年4月訪問】

元です。

金竜山きらく亭ジャンボという白金焼肉トライアングルの安定性に待ったをかける強力なお店「KIM(キム)」が昨年オープンした。焼肉好きの中では、オープン当初から話題のお店だ。こちらに行こう行こうと思いつつ、機会をもてないままだったのだが、ようやく東京を離れるタイミングでBMS12さんにエスコートしていただいた。ヒレを中心に、そして焼肉だけではない肉料理の数々に圧巻。

シャトーブリアンの目新しいカット、シビレ、刺身類が印象的だった。

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ヒレを厚切りのスライスカットで。このシャトーブリアン、供されるときはランボソと、とうがらしに隠れているという演出つき。単調なルックスが連続しがちな焼肉の中ではこういう華もあっていい。続きを読む

久屋大通・割烹「ふじ原」3

【2011年6月訪問】

元です。

栄周辺で「数週間前に予約しないと入れないランチ店」 とウワサを聞く割烹「ふじ原」。1,000円でお昼から丁寧に仕事された豊かな和食が楽しめる店だ。副菜2皿、メイン、ご飯、味噌汁、香の物、普通ならお膳でドンと出てくるのだろうが、一皿づつ供されるのもまた気持ちがいい。

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お魚は赤魚の塩焼きで、ふっくらとして、塩もいい塩梅。ボリュームがしっかりしているのもランチとしてはいい。続きを読む

studio sizzle(スタジオシズル)開業

元です。

東京での仕事の大半をやめて名古屋にやってきた妻が、こちらでstudio sizzle(スタジオシズル)を改めて開業しました。まあ、自宅=スタジオなわけですが、子連れで参加できる料理教室をはじめ、フードコーディネート、フードスタイリング、栄養計算、キッチンスタジオ、オリジナル食器の販売なんかもやります。

studio sizzle

よろしければ、一度サイトを覗いてみてください。facebookページなんかもあります。

料理教室は、

何かを始めたいけれど子供がいて通えない
お友達と集まりたいけれど、レストランは人の目が気になる
自宅にママ友を招待したいけれど掃除が面倒臭いし、ランチはどうしよう

みたいな、本人が感じていたことを反映して、子連れでも楽しめる料理教室にしたということで。

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手前味噌ながら、なかなか美味しい料理作りますよ。 
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しずる!写真グルメガイドとは?

しずる【sizzle】とは、もともと英語で肉の焼ける「ジュージュー」という擬音語。「本能的に食欲をそそる、官能に訴える」という意味の言葉。

とにかく食べる事に貪欲な2人が、東京を中心にお勧めのレストランを、”本能を刺激する写真を通じて”紹介するガイドです。お店だけでなく、そのお店のオススメメニューを紹介。

【オススメ度】の目安

★★★★★ カテゴリーの最高峰で、他の追随を許さない店。最後の晩餐ならココ。
★★★★☆ 複数の観点で満足度が高く、通い続けたい愛すべき店。
★★★☆☆ 特徴が立っており、人に薦めたいと思う優良店。
★★☆☆☆ 基準となる可も無く不可も無い、多数派を占める店。
★☆☆☆☆ 存在意義を感じない店。

*文章・写真の無断転用を禁じます。使用したい場合はメールを下さい。
げんプロフィール

げん

食べる事、特に焼肉が好き。大勢で食べ「全メニュー制覇」を狙う「焼肉倶楽部」/癒し系ラウンジ「Lounge406」(終了)/オトナの修学旅行・オトナの運動会など「オトナ企画」主催。

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