【2010年2月再訪】
元です。
銀座の貴重な文化財とも言える大衆食堂「三州屋」。一冬に一度はこちらでカキフライを食べねばと思う店。銀座周辺にいるときに、コアタイムに食べ損なったランチ店としても、遅めの営業をしているこちらは貴重。
カウンターに座って、「カキフライ」を注文し、おびただしい数のメニューを見回して「次回はあれもいいな」と思うのだが、結局冬場はカキフライに落ち着くのが毎度のこと。久しぶりに「鶏豆腐」も追加してみる。
無愛想に盛られたカキフライだが、ボリュームも衣のサックリ感も、噛んだ後に広がるジュワーっとした牡蠣の豊かな風味も、すべて完璧ですな。
タルタルソースは置いていない。佇まいも、最小限の要素で最大限の美味しさを提供するところも、古きよき食堂だ。
やや頼みすぎの感もあるが、鶏豆腐も。添えられるポン酢につけるよりも、優しいそのままのお出汁を味わうのが好み。
ちなみに、年に1度ほどやってくる「夕方明るいうちに仕事を終えて飲む」という状況でもこちらは活躍してくれる。
【2007年12月再訪】
元です。
銀座の中にあって、銀座のイメージとは一線を画すThe大衆割烹。僕はもっぱらランチで利用しているのだが、メニューひとつひとつがしっかり美味い。「三州屋」で検索すると、新橋やら八重洲やら六本木やらあちこちにあるようだが、僕が行くのは銀座1丁目の並木通りじゃない方。
これらって全部系列店?
いつもは定食に肉豆腐をプラスするのが多いけど、kyah朕さんのブログに影響されて牡蠣フライモード。
相変わらず美味いここの牡蠣フライ。衣が立っていて見るからにサックリなんだけど、衣自体は薄くてもったりしない。中の牡蠣もなんとも大ぶりでふんわりクリーミーな牡蠣。ソースで食べる牡蠣フライはごはんが進む。
1,100円でごはん、赤だしなめこのみそ汁、お新香が付く。ぶっきらぼうなおばちゃんの対応も、相席前提の手狭な長テーブルも、この店の味わいとして好感が持ててしまう。velviaもitociaもマロニエゲートもいいけど、こちらも岩戸と並んで銀座の貴重な資産。
オススメメニュー:鶏豆腐、牡蠣フライ(ランチ)
オススメ度:★★★☆☆
予算:1,000円くらい(ランチ)
銀座・割烹「三州屋」
03-3561-7718
中央区銀座1−6−15
【2005年3月訪問】
三州屋 京橋での仕事後、銀座まで足を伸ばしてランチ。銀座とはいっても、いい意味で”らしくない”お店。ぶり照りの定食と先輩が「これを食べろ」と言う鶏豆腐を食べる。
昔、近くに会社があったころに、夜ここでよく飲んでたけど、
牡蠣フライは食べたことなかったな〜
ここは大衆割烹というより、昼は大衆食堂、夜は大衆居酒屋って
いう風情ですよね。
うん、確かに銀座の貴重な資産。
いつまでもこのままであってほしいな。