【2008年11月訪問】

元です。

昔渋谷に住んでいたときに時々通っていたうどん、やしま。雑居ビルの地下にひっそりと佇む店ながら、いつも行列ができていた。客も渋谷の若者たちとは違う大人が多かったり、渋い店構えが落ち着いててよかった。ごく薄味のスープとボリュームたっぷりの太い讃岐うどん、他に見ることの無い独特の天ぷら、どれもが印象的で、そして美味い。

今年、代々木公園に移転したと聞いてから、久しぶりに行きたいと思ってたところ、ちょうどこの近辺でお昼になり、伺う。席数はやや増えていたけど、行列は相変わらず。人気店なんだろう。

081116やしまこぶうどん

うどんはこぶうどん(700円)を注文、天ぷらは、穴子とホタテを頼んだ。むっちりしたうどんのコシの強さと、鰹の薄味は健在で、美味い。

081116やしま天ぷら

こちらのお店、うどんと天ぷらをセットで注文、というのが多くの人の頼み方になっている。うちたて、茹でたて、揚げたてを標榜するように、うどんだけでなく、天ぷらも美味しいのだ。天ぷらは、お願いせずとも、うどんとは別盛りで出てくるのだが、穴子にしろ、ホタテにしろ、素材に既に味をつけてあり、そのまま食べられる。

素材を揚げながら、衣をまた油に落とし、それを素材に着けていくという技を使った特徴のある揚げ方で、見た目も無数の気泡があいたような、面白い天ぷら。分厚い衣の天ぷらなのだけど、中まで火を通し、衣のどの部分もサクサクとしているのは、その揚げ方ならではなのだろう。

また、薄味の出汁にこの衣を溶かすと油のコクでスープがまたうまくなる。僕にとっては懐かしい味だ。

オススメ度:★★★☆☆
予算:1,300円(うどん+天ぷら2つ)
代々木公園・うどん「やしま」
渋谷区富ヶ谷1-45-13


【2005年4月再訪】

050205渋谷やしまメニュー

050205渋谷やしま箸

Lasikの翌日検査を受けました。視力は0.1から0.9へ。今後もうすこし上がっていくようです。なんだか世界がパッキリしててすごい。まだ慣れてないので、近くのものが若干ボヤッとしますが。会社の出先表がクリアだったのが、今日の感動。

ところで、うどんの話。 6年前から時々通う讃岐うどんやしまに行く。週末の渋谷での仕事ついでに。 職人の仕事を思わせる揚げ方、茹で方。超薄味のうどんをすすります。

今回、初めて気づいたのが、揚げ方。厚い衣の天ぷらなのだが、衣を油にたらしながら、素材に付け足していくんです。粘土細工をしているみたいで面白い。

050205渋谷やしまホタテあなご

めんき やしま