鎌倉まで電車でガタゴト揺られながら、友人Aさんに「田楽」とうお店に連れていってもらいました。駅から歩いてすぐのお店で、店内は12名くらい入れば一杯のこじんまりした空間。表から見て一軒で入ろうとはなかなか思いにくい古い一軒屋です。

お酒は、ビールと日本酒のみ。最初に食べたじゅんさい、さっそく驚いたのはその大きさ。とても大きくて中のゼラチン質がプリプリ。今までじゅんさいを意識して食べたことはなかったけど、間違いなく人生No.1のじゅんさいですっ!

メインの料理はその名の通り野菜や肉を串にさして、お客の目の前で炭火焼きにしてくれる田楽です。おみそは、ノーマルのもの、ゆず、さんしょうの3種類を選べます。田楽なんで味噌と素材、焼き方が命なんだろうけど、女将さんの素材へのこだわりがすごい。

こだわりが凄すぎて色々言うもんだからお客との相性が合う合わないというは相当あるんでしょう、きっとこのお店は。僕は基本的には”頑固おやじの店”的なノリで、お客にあれこれ注文をつける店は大嫌いだけど、ココは不思議とすごく馴染めたなあ。きっと女将さんの人柄のよさなんでしょう。

「東京は世界中のおいしいものが集まる。だけど、日本のその土地その土地の旬のおいしい物をちゃんと食べてない人が、他の国の美味しいものを語ることは出来ない」と語る女将の言葉は説得力があります。

【チカラのネタ】

旬の時期に、その産地に食べに行く。ただひとつのモノを食べに行くだけに足を伸ばすことって贅沢ですね。よくばりな僕はどこかに出かけるとついアレもコレもと、白地図を埋めるような事をしてしまいがちですが、そんな目的1つ主義旅行なんてものいいかも。

田楽 (でんがく)