【2005年9月再訪】

昨年オープンして以来、何度も通ってしまう渋谷の焼肉がここ「あじくら」だ。「ゆうじ」「ぱっぷハウス」など、渋谷の人気焼肉店の中にあっても負けず劣らず、優秀。焼肉店以外まで広げて考えても、とかくレベルが低い渋谷の飲食店の中で光っている。

立地は、円山町のホテル街の中と、あやしさたっぷりではあるが、いたって普通の焼肉店。30席程度の店内は、カウンター、テーブル、お座敷と用途に合わせて使いやすい上、この場所にありながら女性グループも多い安心感がある。スリランカの店員さん達も、焼肉店としては最初違和感も感じるかもしれないが、笑顔の接客は素晴らしい。壁にずらりと並んだ豊富な焼酎もうれしいところ。

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ユッケ。トロッとしたロース肉に甘いタレがよく合う。

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和牛ホルモン=脂付きしま腸(399円)。いわゆるテッチャンと呼ばれる大腸部分。脂を綺麗に落とす店も多いが、ここは脂をたっぷりのこしている。とはいえ、よく火を通して食べる時には重たくない。ちょっと焦げ目もつけながら食べると、香ばしさと弾力のある歯ごたえで、ビールに合わせるのに抜群のスナックとなる。写真は甘辛タレだが、他に味噌ダレ、塩、醤油、梅ダレなどあり、大勢で食べるときは5種盛りも楽しい。この梅ダレは珍しく、あっさりとホルモンを食べる新しい味。このお店の特徴のひとつだ。

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ハラミ(6,00円くらい)。リーズナブルながら、十分おいしく食べられるハラミ。

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上カルビ(1,575円)。ホルモン充実のお店ながら、赤身肉にも手を抜かないおいしさ。

この日はホルモン系をあまり注文しなかったが、ハツ、グレンス、タケなどのあまり見かけない部位や、豚、鶏の部位も充実している。そしてなんといってもほとんどの肉たちが3桁の金額で提供されているリーズナブルさは特筆すべきところ。半分は500円以下のメニューといってもいい。

多少、店内は煙でくぐもっているが、その中を平気で談笑する女性客グループを見ていると、それをもって余りあるリーズナブルさとおいしさを提供していることに確信を持てる。

ほるもん倶楽部 あじくら (ホルモンクラブ・アジクラ)
オススメ料理:ホルモン5点盛、ミノサンド、レバ刺
オススメ度:★★★★☆
予算:3,000〜5,000円
渋谷・焼肉「ホルモン倶楽部 あじくら」
03-3462-8811
東京都渋谷区円山町7-12 イケダビル1F


【2006年3月追記】

あじくらは、いつもお客さんでいっぱい。あいかわらずの盛況ぶりだ。来訪して思ったが、正肉系やレバ刺、ユッケは若干クオリティが安定していないようだ。正肉系を美味しく食べたい時は別のお店をオススメしたい。

やはり、ホルモンのいろいろな部位、珍しいタレとの組み合わせ、そしてそれをリーズナブルに楽しむお店だ。ここに来る時は、ぜひお腹をホルモンで満たしてほしい。


【2004年11月訪問】

ホルモン倶楽部「あじくら」に行った。以前住んでいた神泉の近くなのだが、この辺お店も結構変わってる。このあじくらも今年オープンだと思うが、前はぺんぎんのいる居酒屋があった気がする。「ぺんぎんずバー」ではない、リアルなペンギンが水槽に飼われている居酒屋。 まあ、それはよしとして、あじくら、うまい。また発見してしまいました。通う焼肉屋リストに登録されました。ホルモンはもちろん、通常の部位もかなりレベル高いですよ。

ほるもん倶楽部あじくら
http://r.gnavi.co.jp/a138300/

タン塩(1段目左&右)
ゆっけ(2段目左)
上ハラミ(2段目右)
ホルモン(3段目左)
??(3段目右)
上カルビ(4段目左)

041105あじくらタン塩

041105あじくらタン塩2

041105あじくらユッケ

041105あじくら上ハラミ

041105あじくら5種ホルモン

041105あじくら謎

041105あじくら上カルビ

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