元です。

最近恵比寿に店舗が出来て非常に気になっていたお店「京城」。東京ドームにサザンのライブを見に行ったので、その時にチャンス!と、ライブの22時から京城の水道橋店に入る。

夕方に一度店舗に行き、予約を取ろうと思ったのだが、「予約席は1週間前くらいに埋まってしまっていて、今日もすでに・・・」とのこと。「ライブ後は特に混むんで・・・」というところを「楽しみにしてたんですが、飛び込みで来て見ます」と告げると、「では特別に・・・」と席を空けておいてくれた。とても感じがいい。その際には、売り切れの可能性がある上タン、上ロース、ハラミの事前予約もはずせない。5フロアあるかなり大箱の店舗にしてこの混雑とは、やはり相当の評判のお店らしい。

ライブ後の興奮さめやらぬままお店に入ると、周りもライブ帰りの客で埋め尽くされている。店員はみなチョゴリを着ているが、お店のメニューは完全に古くからある日本の焼肉屋スタイル。

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ユッケ。胡瓜のスライスやトマトなどの添え物あたりも日本の焼肉屋という趣。四角く盛られたユッケ、この脂は相当強く、それに負けない甘めのタレと一緒になって、肉のジャムといった様子で濃く、うまい。ご飯に乗せて食べたくなってしまうのは僕だけではなないはず。

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上タン塩(2人前)。タン塩は適度な厚さで、タン塩の見本を出せと言われれば、真っ先に思い浮かぶのが、京城のタン塩かもしれない。こういった技巧のないカットで、本来の肉質を確かめることが出来るのかもしれない。しっかりうまい。

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上ロース(2,000円)。写真は2人前。このロースのサシの入り方は細かく美しい。とろけるような、ではなく、実際に口でとろけるロースだ。肉質がいいため、タレで食べるのは持ったいない、是非塩で。

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ハラミ(1,000円)。写真は2人前。コチラも上質さがまっすぐ伝わる見本的ハラミ。他の肉との違いを楽しむためにもうすこし厚めのカットでもいいのかもしれない。

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カルビ(1,000円)。写真は2人前。上はつかなくとも、堂々とおいしい。

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ユッケジャンクッパでしめ。

水道橋という立地で、他に焼肉店の優秀なお店を思い浮かべることが出来ない中、正統派の上質なお肉を堪能できる焼肉屋として、そして大箱で宴会にも使えるといった点で、評価の高いお店だろう。

人気店で忙しい中、店員さんが客を「さばく」感が気になったところではあるが、決して安くはないが、絶対にハズレがない、だれもが満足できるお肉を提供しつづているあたりは、やはり有名店のひとつ。

わざわざ水道橋まで出かけて・・・、とまではいかないが、近くに来たら、是非寄ってみたいお店。

焼肉 京城 水道橋店 (ヤキニクケイジョウ)
オススメ料理:上ロース、上タン塩
オススメ度:★★★☆☆
予算:5,000〜10,000円
水道橋・焼肉「京城」
03−3230−2921
東京都千代田区三崎町2−10−3