【2007年5月再訪】
元です。
「噛むほどにうまい山のそば」とは、店の中に掛けてある言葉。まさにその言葉がぴったりの蕎麦きり。香り家にランチに向かう。11時開店直後、GW連休中の店内には客がまばら、僕ら以外にも子供連れが2組。
蕎麦切り（892円）を注文。妻は、胡麻だれ蕎麦切り（976円）。太くて噛み応えのある蕎麦がグッド。
しかし、今回軽井沢で蕎麦を食べて帰ってきた翌日に来たのが香り家なのだが、以前も全く同じような行動をしていることに過去のエントリーで気付く。なんだ、この同じ行動は。
【2005年12月再訪】
元です。
「休みの日の15時すぎ、遅い昼ごはんをビールやお酒とともに」が、贅沢な時間の過ごし方と思うようになったのはつい最近。そこで真っ先に思い浮かぶ料理は蕎麦だが、久しぶりに好きなお店、恵比寿の香り家で、山形の蕎麦切り。
ジョッキではなく、瓶ビールの気分に合うつまみには、珍味三種盛（819円）。左からからすみ、酒盗、イカの沖漬。
酒盗は「酒を盗んでも飲みたくなるくらい、つまみとしてウマイ」という由来だというのは有名な話だが、鰹の塩辛＝酒盗だと思って調べてみると、厳密には、魚の胃と腸を使ったもの＝酒盗ということらしく、かつお以外にもまぐろ、イカなどあるようで。
すでにこの辺でいい気分。
出汁巻き玉子（787円）。このふんわりジューシーな玉子は自分では作れない。口の中でホロホロと崩れる様がウマイ、一緒に顔もホロホロと崩れる。
つぶ貝と木の子の柚子おろし（609円）。
合鴨焼き（892円）。焦がし気味に炙ってあるネギのほろ苦い香ばしさと、合鴨のたっぷり脂のジューシーで、且つしっかりした筋繊維の歯ごたえがバッチリ。笑顔の唇が脂で光る。
蕎麦切りは、鶏汁蕎麦切り（997円）。
「みずみずしくて、香りたつ」というお蕎麦とは対照的に「しっかりと食べ応えがあって、噛むほどに蕎麦の芳香が沸き立つ」お蕎麦。蕎麦とガチンコで戦う雰囲気なのだが、それはそれで嫌いじゃない。温かいおつゆも、強い蕎麦に負けない強めの味でいい。
ココの胡麻ダレの蕎麦切りも好きだが、やはり胡麻の強い味と太い蕎麦はよく合うのだ、ということだろう。
好きな人と一緒なことと、
ジャズの流れる空間と、
この時間の客の少なさと、
お酒が入って弛緩した体があいまって、
気持ちがスローになってゆるゆるになって、この上なく心地よい。
今回はたまたま休日の午後立ち寄ったのだが、このお店深夜（4：30まで）営業しており、本来は飲んだ後の1軒、あるいは遅いスタートの飲みで、さらに価値が高まるお店だ。夜は結構混んでいるので予約は必。
オススメ料理：胡麻ダレ蕎麦切り、鴨汁（鶏汁）蕎麦切り、出し巻き玉子、合鴨焼き
オススメ度：★★★★☆
予算：1,000〜7,000円
恵比寿・蕎麦「香り家」
03-3449-8498
渋谷区恵比寿4-3-10 中出センチュリーパーク1F
【2004年12月再訪】
食べ応えのある太いそば切りを時々食べたくなるのだが、そうすると恵比寿の「香り家」が最初に浮かんでくる。ごまだれという魅力も大きいのだが。
祝日の昼間に、山菜おろしと牛すじの煮込みをつまみにビールでほどよくホワーンとしてから、ごまだれと醤油のつけ汁両方がついた蕎麦を楽しむのはいい気分です。
【2004年11月再訪】
とにかく麺類はなんでも大好きなのだが、2日間で3回蕎麦を食べた。
最初の2回は軽井沢で食べたのだがイマイチで、恵比寿「香り家」の板蕎麦が食べたくなりその足で恵比寿へ。 山形の板蕎麦は食べ応えがあって、蕎麦の香りも強くて好きだが、この店は朝まで営業しているので、飲んだ後、ラーメンはヘビーだなって時にはとてもいい。この日は、お酒を飲みつつ、蕎麦でしめるという具合。
【チカラのネタ】
いつも混んでいるこの店だが、時間によってはガラガラになる。この日も店に入ったときは満席だったが、出るときは僕ら１組だけ。その１組だけになった瞬間に恵比寿在住の友人A君がお店に入ってきてびっくり。 それにしてもお店で食べる出汁巻き玉子ってなんであんなにふわふわなのでしょうか？家でなんどもチャレンジしているのだが、なかなかうまくいかず。
・地鶏のたたき（一段目左）
・ごま豆腐（一段目右）
・生湯葉（一段目右）
・出汁巻き玉子（二段目左）
・鴨あつ（二段目右）
