【2008年4月再訪】

元です。

こちらも随分前のネタですが、鳥料理観を変えてくれた鳥樹に行って、思い出したお店五反田庭つ鳥。なぜならこちらのご主人鳥樹出身。最初に出てくる納豆から、カウンターで鶏をどんどんさばくスタイル、メニューの多くはオリジナルを彷彿とさせる。また、レバーパテなどは鳥樹ではお目にかかれない、ちょっと洗練された一面も。

080424庭つ鳥塩煮込み

刺身やたたきなんかももちろんいいけど、塩煮込みなんかもいい。

080424庭つ鳥ササミ刺

ささみの刺身。

080424庭つ鳥トマトサラダ

トマトサラダもうまい。

080424庭つ鳥レバーペースト

レバーペースト。ビールもいいし焼酎もいい。

080424庭つ鳥レバ刺砂肝刺

レバ刺と砂肝刺し。

080424庭つ鳥ササミ焼わさびマヨ&柚子胡椒

ささみ焼きは山葵マヨネーズ、柚子胡椒の2通りで。

080424庭つ鳥モモ焼き

モモ焼き。

080424庭つ鳥レバー焼

レバー焼き。

以上。やっぱここいいね。


【2007年8月訪問】

元です。

相棒アカハムや友人みかちがプッシュする鶏料理店。焼鳥屋ではなく鶏料理の店なのは、注文が入ってから鶏をバシバシさばいて提供するそのスタイルからだ。僕が敬愛する「鳥樹」と同様のスタイルだが、居酒屋として一段客層の間口を広げた感のある分、こちらは女性でも入りやすいだろう。店は小奇麗で、カウンターとテーブルで構成されているが、できるならカウンターに陣取る方が鶏料理の出来るプロセスをダイナミックに楽しめる。逆に「生き物としての鶏と食べ物としての鶏はあくまで別のものとしておきたい」という人はテーブルを。いや、むしろそういう人にはこのお店は勧められないかも。

牛は3〜4日、豚は1日、鶏は3〜4時間というのが、各食肉の適正な熟成時間と言われる。熟成が旨みの成分であるアミノ酸を増やすのだが、鶏の場合3〜4時間というのはその日にさばき、その日に食す、というのが理想の食べ方だということだ。内臓系は上記の熟成期間は逆に敵となってくるから、鶏を全部食いつくそうと思って総合的に考えると、その場でさばく、というのはしごく合理的。

メニューを頼もうと春秋していると「おまかせでいかがですか?」とのことでその通りにお願いする。メニューはアカハムも紹介しているので、特徴的だったものを。

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鶏刺は、柔らかくすっきり、後味がいい。

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みかちに言われて事前予約しておいた砂肝刺。砂肝は焼鳥同様、鶏の中ではザクザクとした歯ざわりが印象的。これぞ、鮮度が問われる部位だけに臭くないのが素晴らしい。

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印象的だったものを、という割に失念してしまったこの部位。せせりだったかも知れない。鶏刺しと比べると脂身がやや乗って歯応えも強い。

070808庭つ鶏ササミ焼き2種.jpg

ササミ焼きは、わさびマヨネーズと、柚子胡椒と二種類。ぱさぱさし過ぎない程度のいい感じの火入れ。

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一番美味いと思ったもものたたき。ポン酢で食べる。ももの皮をパリッパリに焼いてある一方で、肉はレア。一切れの中での食感のコントラストが強いのが新鮮で美味い。香ばしく、やわらかい。

飲んで食べて1人5,000円ほど。刺身が5品、煮込み、サラダ、レバーペースト、焼き物3品、鶏スープでお腹いっぱい。満足度高し。同じ五反田にあって、有名だが全くもって評価できない某焼鳥屋とは逆に、こちらの店は鶏好きのための鶏を食べつくすお店だ。(相棒アカハムは相当量飲み食いするので、1人10,000円はまず行かないと思っていいのでは?)

コースの場合、刺身と焼き物が多くやや単調になる気がするので、アラカルトで調理法や味の違うメニューを組み合せて頼んだほうがいいと思われる。あと最後の鶏スープ、うまいから、できたらうどん入れて食べたい。

鳥樹ファンとしては、どっちかと言われれば、はやり鳥樹に軍配を上げてしまうが、女性も入りやすい、メニューの幅が広い、酒も色々ある、立地などの点で、こちらの店のよさも十分!

オススメ料理:鶏刺/砂肝刺/ササミ焼き(ゆず胡椒)/ももたたき(コレは必!)
オススメ度:★★★★☆(アカハムに同感!)


【2006年2月アカハム訪問】

お通し 小このブログを見てから、絶対一度行きたい行きたいと思ってたお店に、ようやく行くことができました。
お店は五反田駅から5分ほど、「庭つ鶏」さん。

新しくて綺麗な店内に、気が利く板さん、おいしい料理にお酒。言うことナシです。


とり刺し

まずは美しい、「とりさしみ」から。クセもなく、柔らかく、おいしいんだ。これは胸の部分だそう。もちろん「ももさしみ」もあったけど、今日はそれ以外に狙いが。

レバ刺し

予約しないとなくなっちゃうという「レバー刺身」。鳥のレバ刺し、初めて食べた。

あ、「白レバーの刺身」っていうのは食べたな。でも、こんなにやわやわじゃなくて、もっと白くて脂っぽかったような。

これはおいしいです。今回はにんにく醤油で食べたけど、ごま油でも食べたいねえ。

食べたい方は必ず予約を忘れずに!

砂肝刺し

こちらも予約しておかないとなくなっちゃうという「砂肝の刺身」。これはみるからに「砂肝」って感じ。わさびと塩でいただきました。臭みもなく、歯ごたえもあり、とっても食べやすくておいしかった。

塩煮込み

料理は次々に来る。オススメされた「塩煮込み」は、鶏の皮を塩だけで煮込んだんだって。写真写りはちょっと悪いかもしれないけど、おいしいんだよ。コラーゲン〜〜♪

トマトカプレーゼ

一つくらいは野菜もね。「トマトのカプレーゼ風」。こちらのチーズはカッテージチーズでとってもヘルシー。オリーブオイルにコショウ、それになんだかおいしいスパイスが・・・・これは予想以上においしかったな。

ささみゆず

続いて「ささみゆずコショウ焼き」。これはゆずコショウがぴりり!!と効いてます。ホント、このゆずコショウは辛い!でもうまい!ビールに合う!

レバーパテ

カウンターで楽しく(熱く?)語り合っていたら、板さんが「昨日作ったんだけど、レバーのパテ、食べる?」もちろんいただきます!

ももたたき

2人でここまででも結構おなかいっぱいになっちゃったんだけど、これこそお店のオススメ!「ももたたき」。ハーフもあったから、それでも良かったかもな〜〜中は半生、というよりホントに生ですっごくおいしいんだよ。

こちらは、朝鶏を1羽まるま仕入れてお店で捌くので本当に新鮮だし、おいしい。とくにブランド地鶏を使っているわけではないらしいけど、やっぱり素材の新鮮さなのかな。鶏だけでおなかいっぱい、大満足です。

最後に鶏のスープをいただいたのに写真撮れず。これだけ食べて、2人でビール5,6杯に焼酎も5杯くらい飲んだかも。それでも1万円ちょっとだったから、かなりお得です。おいしかった!        茜

オススメ料理 : もちろん鶏。刺身は要予約
オススメ度 : ★★★★☆
予算 : 2,000〜10,000円
五反田・鶏料理 「庭つ鶏」
TEL 03−3492−2818
東京都品川区西五反田2-18-3 グレイス五反田B-2