元です。
以前渋谷に住んでいた時によく通った焼肉屋、ぱっぷHOUSE(ぱっぷハウス)。全然知らなかったが、そのぱっぷhouseの渋谷店にフランチャイズの別館が出来ていた。
本店に電話したところ「いっぱいなんですが、別館に問い合わせてみたらいかがでしょう?」とのこと。どうやら1年くらい前にオープンしたという。
お店の正面にでっかく書いてある「処女牛」という言葉にちょっとドキッとしたものだが、それは別館も健在。東急プラザの裏あたりのお店がゴチャッとしたエリアにある。
店内はポップ。とても焼肉屋の内装ではなく、赤や白が基調になっている。40席ほどか?
コンロは炭火の無煙ロースター。
希少部位が食べれるお店としては老舗のひとつに数えられる、このお店の処女牛は続きで。
ユッケ(1,000円)。青葱をたっぷり絡めるスタイルになっている。
タン塩もこのご時世に健在。生タンの質のよい歯ざわり。
カルビ塩(1,200円)。
ぱっぷHOUSEは、希少部位が裏メニューとなっているのが有名だが、別館の方ではメニューに載っていた。
イチボ。お尻の肉で、高級なステーキ屋ではステーキによく使う部位。これがこの大きなサイズの皿でドンと!これが最高にウマイ!とろける美味しい最高のお肉。ちなみに、希少部位はかなり高い(はず)なので、お財布が心配な場合は確認した方がいいだろう。しかし、高くてもそれ以上の美味しさとボリュームで大満足できることうけあい。
サーロインもこのサイズ。牛脂を存分に楽しみきれるおいしさ。
ミスジも最高のサシ。先日行ったジャンボとは違い、かなり厚めのカットで贅沢。これも最高の歯ざわり。奥に映っているのは岩塩。テーブルで削って肉にまぶしてくれる。高級な希少部位を、大きなサイズや贅沢な厚いカットで存分に食べる魅力は、ぱっぷhouse以上の店はないのかもしれない。
ハラミ。
寒大根とタンのスープ。
外観のポップさにだまされず、高級焼肉に来たと思い、財布を気にせず希少部位を食べまくる、そのためのお店。この日は4人で40,000円。1人1万円以上の価値は、間違いなくある。
「おいしいけど、高い店」「高いけど、おいしいお店」この2つは近いようだが、大きな違いがある。ぱっぷhouseは間違いなく後者。その満足度をコストパフォーマンスと考えるなら、これほどお得なお店はない、とも思える。
肉好きならば、ボーナスの袋(いまどきないか)を握り締めて、「希少部位のオススメをどんどんだしてください」と言ってその年の最高の満足を得る、ということもこのお店だからできることだ。
ぱっぷHOUSE 渋谷別館 (パップハウス)
オススメ料理:イチボ、ミスジ、ササミ(この日は品切れ)
オススメ度:★★★★☆
予算:6,000〜15,000円(希少部位の注文程度により差が大きい)
渋谷・焼肉「ぱっぷHOUSE 渋谷別館」
03-5784-9779
渋谷区道玄坂1-11-3 フォースワンビル2F
げんが焼肉食う感覚は、俺が蕎麦食う感覚と同じくらいかな。
うまそうに食うから、きもちいけどな!