元です。

箱根に行ってまいりました。目的は芦ノ湖のオーベルジュ。初日のランチは、箱根に行くと定番のお蕎麦屋さん、「はつ花」で。1号線から狭い橋をやっとこさ車で渡るとすぐ左にある。

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日曜日の10時半とあって、まだお店に人は並んでない。その人気で新館もあるのだが、建物の情緒まで含めるとやはり本館で食べたい。2階建ての建物のすぐ横には川がながれ、せせらぎが聞こえる。都内はすでに蒸しているが、気候もよく、心地いい。

ここで食べるべきは、自然薯のとろろ蕎麦。

  • とろろ蕎麦 950円(蕎麦が見えないほどとろろがふんだんにかかった温かい蕎麦)
  • 貞女蕎麦 950円(とろろ蕎麦の冷たいバージョン)
  • せいろ蕎麦 1,100円(とろろのついたざる蕎麦)

の3つのうち、せいろを頼む。ここのせいろは、イコールざる蕎麦ではなく、とろろをつけだれにいれるタイプ。(ざる蕎麦はざる蕎麦で別メニュー)。

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蕎麦と一緒に天婦羅盛り合わせを。こちらでは、「天ちら(1,200円)」と命名されている。端っこにはマイブームのUNOがちらり。ウノちら。

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せいろ蕎麦が出てくる。「とろろには味をややつけてあるので、様子を見ながらつゆを足してください」とのこと。

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蕎麦は、つるっとしてそうなしなやかな白い色をしている。お店のホームページを見ると、「水を一切使わず、そば粉、自然薯、卵だけで作る」蕎麦とのこと。

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とろろは自然薯らしく、粘りが強い。つゆを足して、蕎麦をつけてすすると、強力に蕎麦にからみついてくる。とろろをまとった蕎麦は、しっかりしたコシとするするとした喉越しがある。しかし、とろろに絡むと蕎麦自体のいい香りは感じられない。もしかしたら、自然薯蕎麦自体を楽しむなら、ざるか?とも思う。

お蕎麦自体はそこそこだが、箱根の山や、川や空気など、情緒も含めていいお店。いつも混んでいるので、その際は若干お店からさばかれている感じはいまひとつ。なので、時間をずらす、平日に行く、ということを前提にオススメしたい。

はつ花 本店 (はつはな)
オススメ料理:せいろ蕎麦
オススメ度:★★★☆☆
予算:1,000〜2,000円(ランチ)
箱根湯本・蕎麦「はつ花」
0460-5-8287
神奈川県足柄下郡箱根町湯本635