元です。

妻の母の誕生日のお祝いで恵比寿の韓国料理「ソナム」へ。 ホームページを見て初めて知ったのだが、ここ、本店は東中野。てっきり恵比寿のお店だと思い込んでいた。他にも西麻布にも店舗がある。駅から、びっくり寿司の横の道を白金方面へぐんぐん進んでいくと、右側にあるお店。

飛込みだと入れないことが多いので、予約は必。席数は50くらいだろうか、結構キャパがあるのに大した人気だ。

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ビールに合わせて韓国のり。

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豚足も。

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すべて手作りしているという水餃子。こちらもそこそこ。

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さっぱりサラダ。

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海鮮チヂミはサクサク。ふっくら派はパジョン、サクサク派はチヂミで。おにぎりの海苔はしっとり派だけど、こちらは断然チヂミ派。サクッと焼かれた、というより揚げられたに近い表面をジュワッとタレにつけて食べる。以前はレストランで食べるものでしたが、もはや、スーパーで、冷凍食品としても、チヂミの粉としても売っている家庭の味として浸透してる感もある。

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コチラのお店に来たら必ず注文すべきカムジャタン。というよりはカムジャタンを食べたいと思ったときにコチラのお店を思い浮かべるくらい。下処理としてゆでられて皮をむかれたまるごとジャガイモと、豚の骨付き(背骨)をメイン具材として、色の印象よりは辛味がマイルドなスープでぐつぐつ煮込む。出汁が出尽くしたスープに浸ったジャガイモをホクホクとほおばり、手でもって骨の隙間の肉をこそぎ食べる。辛さが抑え目な分、出汁の旨みがグッと迫ってきて、汁を飲みたくなる衝動に駆られる。

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その衝動に耐えながら、〆はおじや。お店の方がテーブルで、じっくり丁寧に作ってくれる。スープを程よく減らし、ご飯を投入すると、あとは水分を飛ばしながら、根気よく混ぜ合わせる。ほぼ水分が飛び、ごはんに若干の焦げ目がつけば出来上がりだ。

おじやというよりは、石焼ビビンバのあの食感に近い香ばしさとモチモチ感。そして更に濃縮された旨み。パクパクいけてしまう。うどんやラーメンでの〆も選べるのだが、おじやが群を抜いている。選択の余地なく、おじやにすべきだ。

以上、一通り食べて、軽く飲んで、1人3,500円。非常にリーズナブル。鍋物なので、当然かもしれないが、安定しており、いつ行っても裏切られることはない。恵比寿の韓国料理として間違いのない選択をしたい人にうってつけのお店。

オススメ料理:カムジャタン、ケジャン、チヂミ
オススメ度:★★★☆☆
予算:3,000〜6,000円
恵比寿・韓国料理「ソナム」
03-3445-8815
渋谷区恵比寿1-25-3