【2008年2月訪問】

元です。

豚ロース専門店や、鳥レバー専門店というお店は聴いた事がないけど、”牛タン”専門店というのは成立している。特定の肉の、特定の部位のみで、お店が成立するってのはこれはすごいことなんじゃないかと、改めて思う。牛タンという部位の魅力が1つのお店を成立させるだけの強さを持っているってことだから。そんな事を思ってしまうような、牛タンの魅力を広く楽しませてくれるお店に連れて行っていただいた。

場所は神田。長くやっているお店らしく、品がいいわけでも、綺麗なわけでもないけど、なんだか年季の入った艶みたいなものが出ているお店「やまし田」。たんや又兵衛のような高級店でもなく、太助のように定食屋でもない、リーズナブルに色々なタンの料理、味わいを楽しめる。周りのお客も古い客らしき、根の張り方をしている方々多し。

こちらの常連の先輩が、次々と注文をしてくれるので流れに任せるのみ。暗い店内で写真はブレブレ。

080228やまし田焼きタン

まずは、焼きタン。いわゆる牛タン定食で出てくる焼いたタン。これまた定番のキャベツと一緒に出てくる。ノーマルなタンをスタートにこっから段々ディープになっていく。

080228やまし田レバ刺

タンではないけど、レバーもうまいと勧められる。これが絶品。分厚く切っているので、レバーらしいムッチリネットリ感は非常に強いけど、分厚いと感じやすいレバーの臭みは全くなし。レバーがウマイ焼肉屋と比べても秀逸。

080228やまし田塩タン


そして、燻製のタン。焼いたタンのようなザクザク感とやわらかさが特徴的。ビールが進む。

080228やまし田塩タン02

塩タン。塩漬けにしたものと思われるが、タンの中でも部位の違いで味わいも違う。手前はロースハムに近く、奥の薄い部分は生ハムに近い。同じタンでもこれほど、味や食感のバラエティが広がるものかと、お店の方には敬服する。

080228やまし田タン刺

タン刺は、わざとなんだろうか、冷凍のシャリシャリが残っている。

080228やまし田茹でタン

茹でタンは、わさびが添えられる。このわさびを巻いて食べるように言われるが、すっきり感だけ残って心地よい。柔らかいタンのすこし芒洋な味が締まる。

080228やまし田煮込み

煮込みも出てくる。

080228やまし田アレ

アレ。メニューに”アレ”とある。ボンジリのようなフワフワの柔らかい美味しいさ。内容を知っている他の連れに色々ヒントを出されるが、当てることは出来ない。さてどこの部位でしょうか。

080228やまし田タンシチュー

タンシチューは、深く煮込まれたシチューがタンにかかるスタイル。

080228やまし田麦めし

最後は、タンスープの出汁で食べる麦飯。麦飯を混ぜたご飯じゃなく、麦100%。プチプチと美味しい。以上、こんなところにこんな穴場の優秀店があったとは。


オススメ料理:塩タン、焼きタン、茹でタン、レバ刺、アレ
オススメ度:★★★☆☆
神田・牛タン「やまし田」
03-3253-1128
千代田区神田須田町1丁目14−9


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