【2009年4月訪問】

元です。

桜祭りの真っ只中、夜は一閑人でゆったりと蕎麦。ジャズの流れる静かな一軒家のお店は住宅街の一画。昼間ならプチ庭園を見ながら食事もでき、心落ち着いて店名の通りの気分。食器やインテリアのセンスもよく、いい空間。「江戸前の蕎麦」は、二八の細く、しかししっかりした固めの食感を残した麺は水切れもいいし喉越しもいい。

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つまみを進めながら、旅行のあわただしさから離れた、気持ちいい時間を過ごせる。せいろは、出汁の甘辛さ、強さの加減もよい。際立った特徴はないものの、すべての要素が真っ当で美味い。ちなみに子連れOK。

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店内は座敷とテーブルとカウンター、20席ほどで構成されているだろうか。

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蕎麦もやしサラダ(420円)。大鰐温泉で栽培されている、温泉の熱を利用して蕎麦の種を発芽させたもやし。源泉で湯通しされているとのことだ。食感は白髪葱のようなシャキシャキ感で、クセがなくすっきりしている。蕎麦の香りはあまり感じないが、なかなか美味。

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蕎麦味噌キュウリ(420円)。自家製の甘さとぴり辛が共存した蕎麦味噌。

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鴨ロース焼き(1,470円)。

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冷酒は、喜久泉で。

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蕎麦がき(840円)。桶でたくさん出てくる蕎麦がき。出汁につけて薬味を乗せて食べる。これも美味い。

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揚げ出汁茄子の山かけ(630円)。

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天ぷら。

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雰囲気も含め、夜行って楽しむのにいいお店。

一閑人 (そば / 中央弘前、弘高下)
★★★☆☆ 3.0

オススメ度:★★★☆☆
予算:3,800円(夜、酒あり)
弘前・蕎麦「一閑人」
0172-36-6477
青森県弘前市吉野町7-11