040908飛行機マリオプレイ

040908飛行機マリオ1UP

バリから帰ってきました。

海外旅行は毎回楽しみだけど、飛行機はイヤだという人は多い。エコノミークラス症候群で死んでしまう人がいるくらい飛行機はストレスが多い。楽しむために旅行に行くのに、飛行機は日常よりもむしろ苦痛。 なんであんなに苦痛なんだろうかというと、当然あの狭い席にずっと拘束されているから。じゃあ、ビジネスやファーストならさぞ快適なのかというと、多少はいいけど少なくとも僕自身は格段に「素晴らしい!」「ストレスフリー」なんて事は思わなかった。(ちなみにファーストクラスなんてところには乗ったことがないのでその違いはわからないけど。)ビジネスクラスでも長い時間乗ってるとメッチャ疲れることには変わりない。

なんかもっと他に苦痛の原因があるのでは?と思うと、それは「家畜運んでる感」ではないかと。飛行機の中では何かを主体的に決めて行動できることがあまりに少ない。 その代表格が機内食。どこどこの機内食はうまいだのまずいだのなんて話もあるが、それは機内食同士を比べてるからであって、東京のおいしいレストランとかも含めて考えたら、機内食なんてどんぐりの背比べ。

人が寝ようと思っているのに「チキンかビーフか?」なんて突然聞かれたら、普通「お前の目はふしあなか!?」と思う。あの強制的、えさ的食事は是非ともやめて、その分料金を下げて欲しい。ギャレー全部とっぱらって、そのスペースをコンビニにして欲しい。なぜか機内のカップラーメンはおいしく感じるのだから。

麻薬を体内で運べないようにする保安上の理由や、事故の時の体力維持という理由もあるというのもわかるが、その点は自己責任ということで、なんとかしてもらいたいものだ。

それにトイレもそうだ。一斉に食事出すもんだから、よほどの変人でないかぎり、同じ頃にトイレに行きたくなり順番待ちということになる。

それから映画もそう。最近でこそ、オンデマンドの(個人見たい時に見ることができる)ビデオやオーディオ、ゲームも出てきたが、まだまだエコノミークラスではメジャーではない。「ほら、娯楽だぞ、楽しめ」という強制エンターテイメント感が、普段なら映画が好きな僕も「あ、それなら見るのやめよう」と思ってしまう。

今回はトランジットも含め、片道9.5時間をシンガポール航空の機内で過ごしたのだが、ほとんど苦痛がなかった。オンデマンドのビデオで見た「夏解」「デイ・アフター・トゥモロー」と、ゲームの「スーパーマリオ」「ドクターマリオ」のおかげだ。

以前エミレーツ航空でドバイに行ったときも時間は長かったが、ビデオオンデマンドのおかげで苦痛がなかった。 久しぶりにノコノコを使った無限1UPで懐かしい気分になれたので、飛行機の中もいい旅行の想い出になった。

【チカラのネタ】

航空会社は「主体的にできること」をもっと増やしてくれる方が、「シートのピッチが広い」とか「笑顔のサービス」とか言われるより、よっぽど魅力的なのでは?と思う。 例えば、「全機体、全席オンデマンドです」とか「アテンダントはお客様の邪魔はしません。でも呼ばれたら即座に要望にお答えします。」とか「あなたの母国語で読める100種類の新刊雑誌と文庫を用意しています、本屋の立ち読み感覚でどうぞ」とか「マッサージルームとごろ寝スペース完備」とか。 エアバスが作っているA380は、2階建て、バースペースや免税店も入れることができるらしく、今までの座席だらけの飛行機とは違う空間になるようだ。そういう機体の登場も楽しみだが、それ以前にできる「主体性を持たせるサービス」はもっとあってもいいのではと思う。

エアバス
http://www.airbusjapan.com/