元です。

美味しいものを食べたいという欲求は、必然的にその素材の作られ方への興味に繋がっていく。肉が好きな僕は、その肉がどんな部位なのか?どこでどんな風に育てられているのかに興味が湧いてくるだけど、そんな時に洞爺湖サミットでも各国首脳に振舞われた、鹿児島エコファームの豚を食べる、というイベントへお誘い頂いた。

このイベントは、鹿児島エコファームという、耕作放棄地を豚に耕させることで、自然放牧豚を育て、その耕作地で野菜を育てるという、循環型畜産&農業を実践している企業。通常流通のしやすさや、費用効率などの理由から6〜8ヶ月で出荷される豚を、14ヶ月まで育てる。その理由は美味しさ。「命を頂くものの義務として、一番美味しい時に食べてあげるべき」というエコファームの方針の結果だ。通常の食肉用の豚の肥育期間って、美味しさが第一優先じゃないのだ、という驚きと同時に「本当の美味しい豚」を食べてみたいという気持ちにさせられる。

DSC_1873

イベント会場は、エコファームの豚を普段から愛用している原宿クルックキッチン。

続きを読む