【2008年8月再訪】
元です。
焼肉を寿司のコンセプトで供するチャンピオン。オープン3年のこの店の人気は未だ衰えないようだ。細分化された部位ごとの味の違いを、全般にかなり薄めに、しかしとても美しいカットで楽しむお店。機械でカットしたような薄切りの綺麗な肉は、カウンターを覗き込むと上手に手でさばかれている、扱いが丁寧。
カウンターの冷ケースには、お肉が部位ごとに寿司ネタばりに並べられ、メニューは木札でカウンターの上にずらっと並んでいる。
今回は、新店舗が出来たとのことで電話してみたが、いっぱいだったので本店の方に向かうことになった。
見事なザブトン。こちらの肉は脂が特徴かもしれない。ライスを頼んで肉でパクパク食べる若者向きな感じは、芝浦にも似ているかもしれない。薄切りの肉は網に乗っけたあとボーっとしている暇はなく、食べごろに注視してないとすぐに焼きすぎてしまうから、談笑するときと焼くときを切り分けないといけないかもね。
ガスのロースターなんで、均質には焼けるけど、スモークされない分脂が前面に出てくるのは惜しい。脂の美味しい店こそ炭火なのかもしれない、と思う。
続きを読む