しずる!写真グルメガイド

オススメのレストランとメニューを写真で紹介する”本能直撃”グルメガイド。

六本木

六本木・フランス料理「Edition Koji Shimomura(エディションコウジシモムラ)」5

【2010年7月再訪】

元です。

「この店の火を入れた牡蠣は、今まで食べたどこの生牡蠣よりも、美味しい”ナマ”牡蠣だ!」 これがはじめてEdition Koji Shimomuraで食べた時の僕の印象だ。巧みな素材の組み合わせと繊細な火入れで、素材以上の持ち味を引き出す料理は、”素材が再構成”された芸術的な美味しさ。バターなどの乳脂肪を最小限に抑えて、食べた後も重くない料理たち。この素材使いの巧みさ、なるほど食彩の王国で時々登場するシェフなわけだ。

妻との結婚記念日に行くのはタワシタと決めているのだが、週末のお昼ということで、急遽こちらに伺う。 

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こちらのスペシャリテとなる、海水で軽く火を通した牡蠣の冷製。数秒火を入れて風味を高めた大ぶりの真牡蠣に柑橘の爽やかさをまとった海水ジュレで包んである。牡蠣の下にはクリームが敷かれ、上にはパリパリの食感の岩海苔が乗る。口に入れると、牡蠣自身の風味と、牡蠣のもつ味の要素を分解&最強化したかのような、海水のジュレとクリームが追いかけてきて、口の中が海の中のようだ。続きを読む

六本木・中国料理「華園」3

【2009年12月訪問】

元です。

油控えめ、味付けが優しい中国料理ながら、素材の持つ滋味を最大限に引き出し、食感と共に楽しませてくれるお店「華園」。”やさしい中華”を標榜する店は少なくないが、薄い、印象に残らない、という残念な結果に陥っている店も少なくない。こちらはそういうお店とは違い、印象に残る美味しさに包まれて、気持ちよく帰路につけるのだ。

「ホットコーラは美味しいのか?」という話になりお店で出してもらった夜でもあった。店は、旧テレ朝通り沿いのグラディスカ、ブルギニオンのすぐ近く。これほど美味しいのに師走の店内は他の客なく貸切状態。渋い店内のテーブル席で料理を堪能する。

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前菜で頼んだ薬膳煮。ハツ、ガツ、タンがあるのだが、全ての盛り合わせ(2,400円)で。ここから実に美味。

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六本木・バンケット「リッツカールトン東京」3

【2008年11月訪問】

元です。

ここのところ、ホテルでのウェディングが続いた。こちらはリッツカールトン東京のバンケット。100人単位の料理を同時に出していくスタイルで、クオリティを保つのはそりゃ大変なことだろう。

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三陸産帆立、天使の海老、鮪と有機味一番大根のマリネのミルフィユ仕立て 海のルビー、柑橘と紫蘇のソース。紫蘇がほのかに香るマリネからスタート。

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六本木・ピザ「Napule」4

【2008年8月訪問】

元です。

オープン当初に何度か行った時はどの店も行列だった東京ミッドタウン。今や行列はどこへやらという雰囲気だが、その中にあって今でも週末のランチ時に人が並び続けている(ランチ予約をとらないというのもあるけど)お店がナポリピザのNapule。六本木の店舗は、庭を望むテラスやサービスの気持ちよさもさることながらピザ自体がうまい。薄めで焼き目が香ばしいけど、生地のムッチリ弾力のある味がいい。

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甘いもの好きの義妹と妻が一緒にToshi Yoroizukaに行くというので、その前の食事をこちらにした。こちらの店は予約を取らないのでオープンの11時頃に到着してテラス席に通してもらう。60席の店内は客がどかっと来ても充分入れるのだが、時間差で席に通している。なるほどオペレーションを考慮してるのね、上手なさばき方。

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六本木・イタリア料理「ラ・グラディスカ」4

【2008年4月訪問】

元です。

今年結婚する弟の彼女一家との顔合わせで伺ったラ・グラディスカ。弟の彼女は食べ歩きが好きなだけあって、いいセレクト。シェフの堀江氏は、ピエモンテのPisternaというレストランでイタリアで日本人初の星獲得だそうで。今回はランチで。

080427グラディスカ鶉

栗のリゾットを詰めた鶉のロースト。メインの鶉が相当に美味い。バルサミコの酸味の聞いたソースと栗の甘みが肉と合う。鶉自体もすっきりと極柔らかく美味い。

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六本木・日本料理「ラ・ボンバンス」4

【2008年2月元訪問】

元です。

なつさんが通っていて以前から気になっていたこちらの店、会社の先輩からもオススメされ、会社の煩悩メンバーで出かける。コース1万円の一本でやっている創作和食の店で、季節ごとに変わるコースで新しい味の楽しみを提供してくれるようだ。

六本木と西麻布の間、ビルの地下に階段を下りていくと、ちょっと意外な作りのテーブル席が全部で、20席ないくらい。なつさんも言うとおり、お店の方の丁寧なおもてなしも心地よい。

最初にメニューが渡され嫌いなものが無いか聞いていただける。

080219ボンバンススープ

最初はマッシュルームと温かいスープ、茶碗蒸しと雲子のムニエル。スープの下には茶碗蒸しが。”食べる”タイプの茶碗蒸しと一体となったスープ。温かくまろやか。焼いた雲子は香ばしくて、ムッチリコクのある味との対比が素晴らしく美味しい。1品目ながら、この日の一番。

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六本木・薬膳鍋「天香回味」3

【2007年12月訪問】

元です。

薬膳鍋なのだが、薬膳が体によさそう〜、という理由ではなく、スープが美味い鍋をリーズナブルに食べさせる点で気に入っているお店。日本橋や東銀座には行ったことがあるんだけど、六本木は初めて。

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六本木交差点からほど近くのスナックかクラブの居ぬきのような内装でかなり料理内容とはミスマッチなんだが、美味しくて安いので気にならない。周りは忘年会の団体多数。宴会向きかも知れない。

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六本木・ハヤシライス「東京ハヤシライス倶楽部」3

元です。

東京ミッドタウンの安心ファーストフード、ハヤシライス。「日本初上陸」「超有名店の初テナント出店」などで賑やかな東京ミッドタウンだが、その中にあって、カウンターとテイクアウトで出すハヤシライスの専門店は、ホッとする。東京ハヤシライス倶楽部は、調布の洋食屋「クリスマス亭」の出店らしい。

Botanicaでは子連れNG、某店では料理のコストパーが極めて低いという目にあった後、物足りずはしご。

070406東京ハヤシライス倶楽部外観

ミッドタウンオープン間もないので、どの店も行列。もちろんこの店も。メニューは、黒ハヤシライスというもの。「甘味」「辛味」(950円)「両味」(1,100円)。大盛りは250円増し。ハヤシライスとしては珍しい辛味を頼んでみる。両味って、ルーが2種類かかっているのか?

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六本木・タイ料理「バンコク」3

元です。

ホーチミンへ赴任されるクライアントの方の壮行会で、六本木にあるタイ料理「バンコク」へ。六本木にあるタイ料理のレストラン名がバンコクというのは、逆に考えるとバンコクのパッポンにある和食の店名が「トーキョー」みたいなもん。そうすると、「トーキョー」というレストランに僕らが感じるように、タイの方がこの店名「バンコク」を見るとあまり美味しそうじゃないなあ、みたいに感じるのだろうか?

まあ、そんなことはどうでもいいのだが、外延東通りのロアビルの反対側あたりの路地を進むと、控えめな看板が見える。お店は2階。

店員さんはタイの方と思しき様相、店内も装飾じみておらず、素朴。週の半ばながら、空席のあった店内も、あっという間に満席に。タイに赴任されていたことがあるクライアントが、手馴れた動作で注文していく。シンハービールを飲みながら料理を待つ。

060831バンコク青パパイヤのサラダ.jpg

ソムタム(1,600円)。東北風パパイヤのサラダ。パパイヤサラダのタイでの地域差は、僕には全くわからないが、シャキシャキで、結構辛い。トマトの色に惑わされて唐辛子をガリっとやると、ビールが進んでしょうがない。

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六本木・焼肉「龍叶苑」3

元です。

敬愛するYakiniquestで紹介されていた六本木の焼肉屋、龍叶苑で、会社をやめ独立した友人と会食をした。場所は六本木交差点から3分とすぐ。一本うらの路地で、交差点近くとは思えない落ち着いた場所。

051208龍叶苑店内.jpg

店内は満員。トータル30席ほどの店内には、サラリーマンを中心にわいわいと賑わっていた。

ここのお店のメニューは特徴的。タンのページ、カルビのページ、ロース、ハラミ、など、部位ごとにページが分かれており、各部位の中でもその更に細かい部位、グレード、カットの仕方、味付けなどでバリエーションが選べる。

さらに、付けダレのバリエーションも豊富、鮫皮の下ろし板で自分でおろす生わさび、塩、酢橘が効いたオリジナルのあっさりダレ、甘い焼肉ダレなど、様々なタレが用意される。かといって、「コレはコレで食べるべし!」という押し付けは無く、自分でトライを繰り返しながら、同じ肉でも複数の味を楽しむスタイル。

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しずる!写真グルメガイドとは?

しずる【sizzle】とは、もともと英語で肉の焼ける「ジュージュー」という擬音語。「本能的に食欲をそそる、官能に訴える」という意味の言葉。

とにかく食べる事に貪欲な2人が、東京を中心にお勧めのレストランを、”本能を刺激する写真を通じて”紹介するガイドです。お店だけでなく、そのお店のオススメメニューを紹介。

【オススメ度】の目安

★★★★★ カテゴリーの最高峰で、他の追随を許さない店。最後の晩餐ならココ。
★★★★☆ 複数の観点で満足度が高く、通い続けたい愛すべき店。
★★★☆☆ 特徴が立っており、人に薦めたいと思う優良店。
★★☆☆☆ 基準となる可も無く不可も無い、多数派を占める店。
★☆☆☆☆ 存在意義を感じない店。

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げんプロフィール

げん

食べる事、特に焼肉が好き。大勢で食べ「全メニュー制覇」を狙う「焼肉倶楽部」/癒し系ラウンジ「Lounge406」(終了)/オトナの修学旅行・オトナの運動会など「オトナ企画」主催。

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