【2009年3月再訪】
元です。
これほどに外れた場所のこれほどに古めかしいバーで、世界最高レベルのカクテルが飲めるのか!という驚きの日登美。一度行ってるのだけど、タクシーで通り過ぎてしまったほどの渋い店だ。看板には「スナック」と書いてあるのが、あくまでオーセンティックなバー。そしてこのバーも来年4月には消滅することが決まっている。居抜きでスタートしたバーの名残で「スナック」の文字が残るのだが、すでにオープン数十年。友人が「もぐろふくぞうの棲家」と称したのがまさにぴったりで、トイレ、ジュークボックスなど、雰囲気を作る要素が「汚い、古い」と表現されるのが普通なのに、この店の場合はすべてが「味わい」になっている。
江古田のやっちゃんで肉を堪能した後に、こちらにタクシーを飛ばす。
喉が渇いて、モスコミュールを飲み干したあとは、ギムレット。こっから素晴らしいね。
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