【2011年1月再訪】


元です。

「ブロガーおすすめのひとり飯」でも紹介した、格安しゃぶしゃぶがオススメのB&M151A。大井町周辺では昔からメジャーなステーキハウスB&Mの別業態。オススメはしゃぶしゃぶだし、ディナーはそれ目当ての人が多いが、昼はハンバーグやステーキが主体。近くに寄ったついでに子連れランチでここに来たのだけど、久しぶりなもんで、やはり昼からしゃぶしゃぶを選んでしまう。価格は昼も夜もほぼ同じだが、内容は夜の方がいいので、夜のほうがオススメ。夜のほうがお得というのは珍しいパターンだ。

こちらは、白ワインを鍋に入れるようなしゃぶしゃぶの食べさせ方や、前菜やデザートの手の込みようが特に光っている。それが、豚バラの場合2,000円を切る値段の中に収まっているから驚くね。

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豚バラしゃぶしゃぶ(1,980円)は、SPFポーク使用。

 

 

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この日のランチの前菜は、お刺身。夜だと、しっかり仕事した前菜が複数並んでくる。刺身も期待以上に美味しかったが。

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胡麻だれには、にんにくと胡麻油、ポン酢にはあさつきが薬味。ここへ来て以来、我が家のしゃぶしゃぶでもこの組み合わせがデフォルトになったな。

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極薄切りのバラ肉をワインで風味づけした鍋にくぐらせて食べる。

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野菜にはパプリカがはいって色鮮やか。

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締めには布海苔入りのうどん。

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胡椒を振って食べる。しゃぶしゃぶとはいいながら、随所に”洋”の要素をうまいこと入れ込んでオリジナルな料理にしている。

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デザートは昼だとシンプルですな。

ひとり飯でもいいけど、大勢でワイワイ、美味しいサイドディッシュもつまみながらってのもいいかも知れないな。

 


【2006年5月再訪】

またまた行きましたココ。日曜日の23:00近い時間からの食事、大井町だと、ちゃんとしたものが食べられるお店がなかなか無い中、B&Mと同様こちらの151Aも、日曜日でも25時まで、平日は26時までの営業がうれしいです。

遅めの時間だったので、コメントをいただいたひろたさんがオススメするように、サイドディッシュをつまみながら、お酒を、とも思ったのですが、やはりどうも肉好き、バラ肉の豚しゃぶコースにしてしまいました。やはり、おいしく、そして前菜やデザートは楽しい。

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ひろたさんがオススメしてくれた、魚介のカルパッチョサラダを追加オーダー。タップリの緑野菜と、海老、ホタテ、白身、赤味の魚介のカルパッチョがおいしい。ドレッシングにはこれもキウイが使ってあり、味付けはSPFポークのイタリアンサラダと同じ様子。コチラもとってもおいしい。


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コースのしめは今回は前回と変えて、ミネストローネ風リゾット。しっかり魚介の出汁が効いたスープが足され、麦も混じったリゾット。チーズと塩コショウを好みでかけるのだが、やはりおいしい。

このお店、まだすごく混んでる印象はないが、人気が出てしまうのは時間の問題だな、と確信。



【2006年2月訪問】

元です。

この日は地元の大井町で夕食。たまに行く、リーズナブルなステーキハウスB&Mが、2004年12月にオープンさせた、しゃぶしゃぶとすき焼きのお店「B&M 151A」へ。「イチゴイチエ」と読ませるらしい。

このお店肩書きは「西洋料理」となっているがメインのメニューは「しゃぶしゃぶ・すき焼き」。かなり不思議な感覚だが、どんな西洋風の料理なのか期待が膨らむ。

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外観は、マイアミのようなトロピカルアールデコ。大井町の雰囲気から浮いているし、しゃぶしゃぶを食べに来た気分が混乱する(^_^;)。


 


店内は、B&Mステーキハウスのオールドカントリーが洗練された雰囲気。キッチンの中はステンレス一色で、洋食のキッチン。


窓の外には、たくさんの観葉植物がライトアップされている。

SPFポークのイタリアンサラダ(980円)。ぶたしゃぶサラダだが、ドレッシングはイタリアン、細かいキウイも入った酸味がおいしい。酢豚に入っているパイナップルは苦手だが、甘くないキウイをドレッシングに使うのはイイ、と思った。

ここは、豚か、牛、しゃぶしゃぶかすきやきをコースで選べるのだが、オススメは無菌豚をつかったしゃぶしゃぶとのこと。豚は更に特上ばら肉コース(1,980円)か、豚ロースコース(2,200円)が選べるので、各1人前づつにする。

コースの前菜。ひとつひとつ説明してくれるのだが、驚き!とっても凝って、手が込んでいる。なるほど、これが西洋風かと。左から、鶉の温泉卵にサーモンといくらを添えたもの。人参のピュレ。島らっきょう。熊本産ばってん茄子。ゴーヤのピクルス。アセロラのワイン煮。巨峰のシャーベット。

人参のピュレは砂糖などの調味料は使ってないらしいが、非常に甘い。クラッカーにつけて食べてみたいと思うほどしっかり味がする。茄子はデザートかと思うほど甘い。味噌がついているのだが、何もつけず食べてもとてもおいしい。以前、銀座黒尊で初めて食べてびっくりした記憶が再び。

きっとフレンチ出身のシェフが、おいしい和の食材をおいしく食べさせる、というのがこの店のコンセプトなんだろうと、ようやく分かってくる。

しゃぶしゃぶのつけだれは、胡麻ダレとポン酢ダレ。胡麻ダレ用のにんにくと胡麻油、ポン酢ダレ用のあさつきがついてくる。胡麻油がスプーンに乗ってるあたりは、フレンチ的?

しゃぶしゃぶの野菜。素材はしゃぶしゃぶ素材として普通。


熊本産無菌豚のロース肉は、極薄。無菌豚の肉はピンク色が非常に綺麗。

バラ肉も同様に極薄で綺麗。しゃぶしゃぶ用の出汁には白ワインが入る。風味がよくなった気がする。しゃぶしゃぶもとてもおいしい。

しゃぶしゃぶのしめは、コースに含まれる、クラムリゾット。カニやあさりが入ったクラムチャウダーの材料をしゃぶしゃぶの出汁で煮込み、ごはんと大麦でリゾットに。仕上げにチーズ、塩胡椒を自分でかけて食べる。こちらも大麦の歯ごたえがアクセントになって、全体にベタベタしなくて、パクパクいける。しめは他に、ミネストローネ風リゾット、普通のごはんも選べる。

コースのデザートも凝っている。シークワサーのシャーベット、チーズケーキに、みかん、砂糖漬けのレモンが添えてある。

以上が、西洋×しゃぶしゃぶの内容。最初に感じた違和感は、食べ進んでいくうちに消えていき、逆に満足感が心を埋めていく。前菜からデザートまでおいしさのレベルが高いままで、しかもコースの値段が非常にリーズナブル。これ以外にバラ肉を追加したが、お酒もちゃんと飲んで2人で、10,000円弱。リーズナブルにしゃぶしゃぶを食べたい時のお店がひとつ増えた気分。人を連れて行っても楽しい驚きがあるし。

この日はバレンタインディナーで室長にご馳走になりました。ありがとう。

しかし無菌豚は、無菌状態で育てられた豚とのことだが、でっかりビニールハウスのような無菌室で育てているのだろうか?手間がかかりそうだ。

 

B&M 151A しゃぶしゃぶ / 大井町駅鮫洲駅立会川駅
夜総合点★★★★ 4.0


オススメ料理:豚のしゃぶしゃぶコース
オススメ度:★★★☆☆
予算:3,000〜6,000円
大井町・しゃぶしゃぶ&すきやき「B&M 151A」
03-5471-6420
東京都品川区東大井6-2-24