元です。
マレーシアはボルネオ島のコタキナバルへ旅行へ行ってきました。常夏のリゾート地で、ダイビングスポットともなっている綺麗な海と、野生のオランウータンが有名な森と、ゴルフ場など、リゾート生活に不足のない街。
そこでおいしかったお店を紹介します。コタキナバルへ旅行の際にはどうぞご参考に。ちなみに、コタキナバルのグルメ情報は乏しかったのだが、現地在住の方のサマサマ日記は非常に情報量が豊富、それを頼りにお店選びを。
コタキナバル（マレーシア）は、他民族国家で、料理も中華料理、マレー料理、海の近くということで、シーフードなどが多い様子。この日はサマサマ日記で紹介されていたマレー料理のお店に行った。Sri Melakaがそのお店。コタキナバルの中心街は南北1kmくらいの中に集約された小さなところで、その中のSedco Complexという屋台村の近くの路面店。
店内の様子。40席程度で、円卓とテーブル席で構成されたシンプルな作りのお店。日曜日の夜ではあるが、客はまばら。
テーブルには、文字と値段が書いてある1枚もののメニューがおいてあるが、外国人には写真入りのメニューも出してくれてわかりやすい。素材ごとにページが分かれており、素材×調理法の順列組み合わせで、メニュー数は膨大、50以上あったのではないか？と思う。素材では、牛肉、チキン、海老、シーフード、野菜など、調理法は、ガーリック炒め、カレー、煮込み、など。「チキンはどういう調理法がいいかな？」という風にメニューを構成できるので、困ることがない。さらにほとんど全ての料理に大、中、小の量があり、少人数でも色んな料理が楽しめるようになっている。料理は基本的には中華に近いようだ。
最初に選んだスープは、Spicy Sour Soup（5RM）。RMはマレーシアリンギットで、1リンギット約30円なので、このスープは150円くらい。このスープは中華の酸辣湯。鶏出汁、しょうゆ味のやさしい味で、お酢の酸味でとろみが重くならない。
こちらはMushroom Kai Lanの小（7RM）。椎茸の炒め物。緑のは何かわからなかったが、春菊の茎を太くしたような食感で、クセはない野菜。醤油ベースのとろみのあるタレに絡めてある。スープ同様、こちらもおいしい。
Black Pepper Prawnの小（7RM）。胡椒の利いた海老の炒め物。野菜類もたくさんはいっていてしゃきしゃき。
Lemon Chikenの小（7RM）。チキンのレモン風味。唐揚げしたチキンにレモンダレがかかっているのだが、これが絶品。さくさくの鶏と甘酸っぱいレモンの風味がめちゃめちゃ合う。この店に来たら絶対頼むべき1品。
こちらは、Jpananese Bean Claypotの小（6RM）。厚揚げとシーフードと野菜の土鍋煮込み。Japanese Beanはどうやら厚揚げのことらしい。こちらもうまい。
こちらは、Curry Chikenの小（6RM）。激辛のカレースープにチキンが使っている。とろみはなく、シャバシャバのカレー。実は、「ガーリックチキン」と注文したつもりが「カレーチキン」と勘違いされたようだ。基本英語は通じるのだが、英語の苦手な新人ウェイトレスと思しき女性がおどおどしながら受けた注文だったが、出てきたのがコレ。まあ僕の発音も悪いのだろうが・・・。とはいえ、コチラもウマイ。こういうメニューがあるあたり、中華とは違うマレー料理という感じ。
Curry Baksoの小（5RM）。カレー味のバクソ麺。バリで以前食べておいしかった、バクソ、ミートボールやキャベツの千切り、揚げた小海老などが入ったピリ辛のスープ麺だが、その更に辛いカレー味仕上げ。カレー味に仕上げるのは、マレー風なのか。こちらも辛みも強いが旨みも強く、ウマイ。
どれも外れなくおいしい。味は全般にクセもなく、食べやすい。味も横浜中華街の正統派中華街のおいしい店レベル。しかも、2人でお酒もたっぷり飲んで、トータル84RM、2,500円くらいと、中華街の5分の1~10分の1くらいの値段。今回のコタキナバル旅行で最もおいしかったお店。
オススメ料理：チキン料理、シーフード料理。特にレモンチキン
オススメ度：★★★★☆
予算500~1,500円（ディナー）
コタキナバル・マレー料理「Sri Melaka」
Tel: 088-224777, 213028 Fax: 088-255136
No.9, Jalan Laiman Diki, Kg. Air, 88000 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia.
そしてガーリックチキン、食べてみてもらいたい(ーー;)