元です。
祝日のランチに地元大井町のピザ屋さんへ。いつも店の前を通るとポップで可愛らしいファサードが気になっていたお店。
通りすがりではどんなお店かわからなかったが、PIZZA HOUSEとある。
大井町の駅前からはちょっと外れたお店のセンスのいい外観に「きっとここは当たりなのでは?」という期待。店内に入ると、カウンター2席、4人がけテーブル4つの18席。こじんまりした店内は、カウンターを除いて満席。相棒と2人づれの僕らはカウンターに陣取る。他の客は、野球のユニフォームを着たおじさん達、小さい子供を連れた家族連れなどが多い。地元密着感大。
ピザのメニューは、30種類。すべて大が1,450円、小700円というリーズナブルさ。30種類はいっても、ベーコン、ベーコン玉ねぎ、ベーコン玉ねぎピーマンなど、具材の順列組み合わせで、トータル30種。味付けに関してはすべて同じで具材のバリエーションで展開しているようだ。ここできっと誰もが思うのが、「だったら具材が多い方がお得ジャン」ということ。僕もご多分にもれず、最大量の具材を選ぶ。
しかし、周りを見渡すとなぜか目立つのはドリア。ピザもあるのだが、ドリアの勢力が勝っている。もしやここのあたりはドリア?とも思う。
カウンターの正面には、リニューアル前と思しきお店の写真が。うーんなかなか渋い。この床屋っぽい外観だったら、きっといきなり入るのは躊躇したろうな、と考えると、リニューアルは成功している。
結局ピザとドリアをひとつづつ頼んでシェアすることに。こちらは、小エビ玉ねぎピーマンのピザ(小・700円)。ピザは、宅配のピザとも、ピッツェリアで食べるイタリアンのピザとも違う。喫茶店のピザというのが一番近いのかな。シンプルに、トマトソースと具材、たっぷりチーズの具材が薄めでサクサクの生地に乗って出てくる。非常にシンプルではあるが、注文が入ってから、ご主人が生地を伸ばし、ソースを塗って具材をのせ、オーブンで焼くという丁寧仕上げ。アツアツのシンプルピザは、またそれはそれでおいしい。なんだか懐かしい気持ちがこみ上げてくる。
こちらは、ミックスドリア(900円)。海老、カニ、チキンなどが入った、このお店では中身も値段もハイグレードな方の料理。たっぷりのホワイトソースが絡んだドリアを食べるのは何年ぶりか?コチラもおいしい。というかピザよりもコチラの方がいい。だから周りの人もドリアを注文していたのか、と。シンプルだけどちゃんとおいしいドリア。
ドリアは動画もどうぞ。
お店にはタバスコがあったが、バリエーション豊か。
真ん中の2つはお馴染みのタバスコとハラペーニョだが、左はガーリック入り、一番右の大きいのは辛さ2倍のハバネロのタバスコ。へー、こんなのもあったんだ、と関心。タバスコを見ると必ず出てくる「タバスコって猪木が・・・」という話題。このときも持ち出してしまったのだが、今まで日本中で何回、「タバスコって猪木が・・・」という会話が出てきたんだろうと思うと、何故か顔がポッと赤くなってしまう。 満足のランチ、決してわざわざ遠くから来るほどのお店だとは思わないが、近くに住んでいたら、普段使いにいいお店。素朴な美味しさでゆったりできる。店を通るたびに客がたくさん入っているのもうなずけるお店だ。
オリガノ
オススメ料理:ドリア
オススメ度:★★★☆☆
予算:1,000〜2,000円
大井町・ピザ「オリガノ」
03-3777-1027
品川区大井1-20-2
ドリアって言うのがまた渋い。