元です。

昨年、八重洲にオープンしたcanoviano tokyoに仕事ついでのランチに行った。八重洲駅前の重厚な建物に入る大箱のレストラン。建物は古い洋館風。日本橋や丸の内、元町あたりの銀行のような重厚な作り。

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内装も多少いじった様子は見られるが、太い柱、高い天井、過剰な装飾がない作りは落ち着いていて、オトナのレストランの空気を持っている。

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ランチは、2,800円、4,000円、6,000円のコースもあるが、ランチパスタ(1,000円〜)もある。代官山の方は予約が取れない状況だしランチも普段使いにやや高いが、こちらは1,000円からランチが楽しめる。行ってみれば、カノビアーノの味が最も手軽に楽しめるエントリーレストランになる。サラダかスープ(各1種類)+パスタ(5種類)+ジェラート+ドリンクで1,200円。それにデザート(+300円)を注文した。

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押し麦入りミネストローネは、いわゆるトマトのスープというよりは、コンソメスープに、トマトの酸味が軽くついている。野菜以外に押し麦が入っており、食感が楽しい。スープという料理もシャキシャキの野菜とか、モチモチの麦やモチ類、カリカリのクルトンとか、食感の違いがあると楽しいし満足感も増すよな、と先輩談。確かにその通りと思う。

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パスタは、春めいてきたので、芽キャベツと菜の花とアンチョビのスパゲティーを選ぶ。完璧にコントロールされたアルデンテのパスタと、甘みのある芽キャベツ、ほろ苦い菜の花とアンチョビの香ばしい塩味、そしてグリーンが春らしい。

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生ウニのクリームスパゲティー(+200円)を選んだ先輩。クリームは弱め、トマトが強いので、ミートソースに近いらしい。

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後輩は、いろいろキノコのスパゲティーを選ぶ。

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色々トークが盛り上がってるうちに、最初に来てたパンを食べ損ねてて、しかし、パスタはソース系ではなく、かといって最初にバルサミコ酢とオリーブオイルを頼み忘れててなんとなく食べ過ごした。ソース系じゃないパスタを頼んだ人には、「バターとか、バルサミコ酢とか、いりますか?」とちと聞いてくれたらもっとうれしかった。

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ジェラートは甘みが強い。

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デザートは10種類程度の中から、バナナのタルトを選ぶ。コチラもかなり甘みが強く、途中で残してしまった。甘いもの好きならば、パクパクいけるのだろうが。

パスタのランチは、canovianoだあと期待しすぎると、こんなものか、となるとは思うが、1,000円という値段から考えると満足。店内の雰囲気が落ち着いて気持ちがよいので、長居したくなる。時間があれば、ランチコース、ディナーコースをのんびりと食べに来てみたいな、と思った。

カノビアーノ トウキョウ
オススメ料理:まだわからない
オススメ度:★★★☆☆(ランチパスタのみの評価)
予算:1,000〜6,000(ランチ)
03-6225-5491
東京都中央区八重洲1-9-9