【2006年3月再訪】

元です。

僕の住んでいる西大井にはそもそもレストランが少なく、その上そのレストランの質も低いところが多い貧弱なエリア。その中にあって、唯一ちゃんと、まっとうにうまいものが、そしてリーズナブルに食べられる焼鳥屋がある。それは鳥ゆっこ。

駅前のマンション2階にあるお店は、ちょろっと立ち寄るにはちょうど良いが、満員なこともしばしば。テーブル席3つ、カウンター6席程度のお店は、すぐいっぱいになっちゃうのだ。

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お店の鳥の鮮度の証、鶏刺し。手前からムネ、モモ、砂肝の3種。基本的にはこの3種類から2種を選ぶのだが、「3つ盛ってください」とういうと、快くOK。刺身でちょっとでも「うーん」となると、残念だが、刺身のウマイ店に、焼鳥のはずれはないようで、ここの刺身も抜群においしい。特に砂肝刺しは、レバーの風味と砂肝の噛み応え両立でウマイ。

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ササミにはいろいろなトッピングから選べるが、こちらはチーズ。カマンベールだと思うが、思ったより重たくない。

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ササミ明太。明太の量が多すぎず、焼鳥の味を壊さないほどよい味。

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つくね。こちらにはたまねぎが入っており、その甘みと香ばしさがあいまって、鶏ハンバーグという感じ。おいしい。

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トントロ焼き。炭火の強い火を通したトントロは、焼肉屋で食べる脂の強いものとは違い、わさびを添えるとさわやか。トントロらしいしっかりした弾力は健在。

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コリコリの軟骨。

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ハツ。臭くないレバーに近いかな。血合いのきつさはまったくない。

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塩レバー。焼鳥類は、すべてミディアムレア。周りの香ばしさと中の鶏のギャップも楽しい。

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牛の煮込み。牛スジ煮込みのような、ゴテゴテを想像していたが、あっさり上品な味。綺麗に面取りされた野菜も煮崩れずしっかり味が染みている。

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手羽。

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こちらは変り種の水菜巻き。

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コチラは納豆巾着。鶏だけでなく、植物性のたんぱく質も。巾着がサクッと焼き上げてあるので、中の納豆とよく合う。

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しめは、定番鶏うどん。ネギたっぷりがうれしい。つくねからおいしい鶏の出汁も出ている。

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焼鳥丼も初めて食べたがうまい。甘めのタレで焼き上げた鶏は、ほどよく焦がして、スモークされており、香ばしい。ごはんもパクパクいけてしまう。

以上、2人でたっぷり食べて軽く飲んで、1人5,000円。ほぼすべて塩で頼んだが、塩自体もおいしい。鶏の新鮮(に違いない)さと焼き加減と味付け、すべて僕にズバッとはまる。お店の方の対応も非常に快く、まわりのお店にも是非このレベルを目指して欲しいものだ。

鳥ゆっこ
オススメ料理:鶏刺し、ササミ明太、つくね、鶏うどん、焼鳥丼
オススメ度:★★★☆☆
予算:3,000〜6,000円
TEL 03-3772-9488
〒140-0015 東京都品川区西大井1丁目1−1−202


【2005年4月再訪】

今日も会社で仕事。GWはゆっくり出来るといいが・・。 昨夜は、西大井で唯一(知らない店も多いが)まっとうにおいしいものが食べられる鳥ゆっこでKちゃんと夕食。カウンター6席、テーブル8席のこじんまりしたお店だが、別の焼き鳥屋から独立したこの店の鶏はなかなかウマい。

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サラダは、シーザースドレッシングで。

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刺身は、左から胸肉、レバー、砂肝。今までこんな色の鶏レバーを刺身で食べたことが無く驚いたので、聞いてみると、白レバーが取れる希少な鶏が成長し、通常は捨てるところらしいのだが、これがなかなかおいしい。あんきものような舌触りと強い脂の乗り具合。パンに乗せて、ちょっと柚子胡椒を添えて食べてもおいしそう。

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左は砂肝、右はササミ明太。

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そして左写真の左がネック、右がささみチーズ、右写真はタレのつくねを山椒で。 050423鳥ゆっこ鶏うどん.jpg

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しめは、鶏うどん。これは、しつこくない新鮮な鶏の脂たっぷりの出汁に、つみれとこれでもかと入った青ねぎのうどん。やわらかめのうどんがするりと身体にやさしい。 3杯づつお酒を飲んで、2人で7,000円ちょっと。Kちゃんはあまり食べてなかったが、それを差し引いてもお値打ちである。 いつも混んでいるが、予約は18時までしか受けていない。行くときは電話で確認が必。ちなみに住んでいる同じマンションに入っているお店です。

「串焼鳥ゆっこ」
TEL 03-3772-9488
〒140-0015 東京都品川区西大井1丁目1−1−202


【2004年7月訪問】

040709鳥ゆっこ鳥さし

040709鳥ゆっこレバー砂肝ぼんじり

以前から気になっていた、同じマンション敷地内の焼き鳥「鳥ゆっこ」に行きました。友人Fがおいしいとお勧めのお店。西大井の駅を出て50歩位のところにあるお店です。店に入ると6席のカウンターと、3つのテーブル席。非常にこじんまりした店。このマンションは昨年8月にできたのですが、その前からあったのかなあと聞くと、「それをきっかけに別の店から独立しました」と気立てのよさそうな夫婦が答えてくれる、まだ新しいお店。 メニューはシンプル、いくつかのサイドメニューと、10種類程度の焼き鳥くらい。4人で着たら善メニュー制覇も可能な感じです。

まずは、鶏刺し(写真左上)とレバー、砂肝、ぼんじり(写真右上の左から)。そして、ささみしそ梅(写真左下)と、ひな鶏、つくね、ネック(写真右下の左から)。

 040709鳥ゆっこ梅しそささみ

040709鳥ゆっこひなどりつくねネック

焼き鳥はすべてミディアムレアで、新鮮な素材なのだと関心。一般にお肉は熟成期間が素材によって違っていて、(部位にもよるけど)牛肉3〜5日、豚肉1日、鶏肉3〜4時間だそうで。つまりその時間経過後はお肉が悪くなっていく、ということは、鶏は鮮度が大事っつう事になります。夏場は特に腐りやすいので、ある種寿司屋的な鮮度管理が大事なんでしょう。 ってな事をつらつら思いつつ、締めはとり出汁うどん(写真下)。焼き鳥よりも僕はむしろこっちが気になりました。鶏出汁をベースに薄めの塩味で、麺は(たぶん)稲庭うどん、鶏のつくねとこれでもかってほどのねぎです。つくねから出るうまみがしっかり出ているけど、味はさっぱり。締めにばバッチリで、是非家で作ってみようと思いました。

【チカラのネタ】

店でうまかったものは、家でも作ってみたい。最近お店に行くと、素材や作り方をやたら聞いてしまうのです。

 040709鳥ゆっこ鶏だしうどん