元です。

天気がよく桜が綺麗な日に恵比寿でランチ。こんな住宅街の中に!と驚く場所にある「イル・バッフォーネ」に行く。恵比寿駅ガーデンプレイス口から右手にガーデンプレイスを見つつ日仏会館の方向に向かい、加計塚小学校手前を左に。「ほんとにここでいいの?」という細い路地を進むと、さらに細い階段があるので、そこを下った閑静な住宅街に佇んでいる。

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外観は、小奇麗な住宅。ひさしにプリントされた店名だけが、遠慮気味にお店であることを告げている。この控えめな佇まいというものは、どうもお店の自信の主張に見えてくるから不思議。

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店内も外観と同じ印象で、小奇麗でかわいらしい。白の壁で明るく、テーブルの黄色いクロスは春らしい。席数は18席。広すぎず、狭すぎず、店と客の距離感がちょうどよく心地いい。

ランチは、前菜、パスタ、デザート、コーヒー(紅茶)がついて1,800円。メインもつけると3,000円だが、前者で。

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まず、自家製のパンが出てくるが、これがホクホクでうまい。パンの知識は全然ないのだが、フォカッチャともう1種類の2種類。フォカッチャにはオリーブ(?)が練りこまれていて、パンだけでイケる。

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野菜のトマト煮込み。シンプルなラタトゥイユだが、キンと冷えており、清々しい。生バジルのアクセントもよし。ズッキーニやパプリカなどの素材は焼き目をつけてから煮込んであって、崩れすぎてないそれぞれの素材がおいしい。

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同僚は、前菜の盛り合わせ。生ハムや焼き野菜などだが、こっちの方がなんだかうらやましい。

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僕のパスタは、スパゲティー。アサリとアスパラのボンゴレ。これも味付けはシンプルだがウマイ。アスパラの食感はもうちょっと残ってて欲しかったけど、アサリが大きくてぷりぷりしている。ちょっと小さめのハマグリくらいのサイズ。

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もうひとりは、自家製のタリアテッレ。白身魚のトマトソース。生パスタは好きなのでちょっともらったのだが、モチモチでうまい。白身魚は鱈かな?。

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デザートは、ティラミス、プラムのタルト、パパイヤのアイスクリーム。そして、コーヒーでしめ。

閑静な場所柄、外内装の”プチ”な感じ、席数などがすべて丁度人に心地よいサイズのお店。そして、料理も味付けはシンプルだが、素材を大事にしてあっておいしい。シェフはフレンチからイタリアンに転向したらしいが、素材をおいしく!というイタリアンの思想の方が個人的には好み。後はパンがおいしいのも、かなりポイントが高い。金額的にもリーズナブルだし。是非夜も来てみたいところだ。

イル・バッフォーネ (IL BAFFONE)
オススメ料理:パン、生パスタ(ランチ)
オススメ度:★★★★☆(ランチ)
予算:1,800〜3,000円(ランチ)
恵比寿・イタリアン「イル・バッフォーネ」
03-3444-6146
東京都渋谷区恵比寿4-19-7