【2010年1月再訪】
元です。
ミシュラン以降も、変わらない料理の圧倒的クオリティで、人を魅了する桃の木。素材のダイナミックな使い方に目を惹かれ、ピントの合った味わいに舌がもっとと要求する最高の中国料理。外れた立地もなんのその、満席のお店。今回は、食いしん坊の仲間と訪れる。
大和かしわのよだれ鶏、麻辣味(2,050円)。香辛料が効いた蒸し鶏だが、柔らかいがしっかり弾力のある鶏と香菜などの風味が素晴らしい。
新じゃがの細切り炒め(1,150円)。優しく食感を残したじゃがいものシンプルな美味しさ。
台湾A菜などの青菜炒め(2,500円〜)。味付けも具材も自分で好きな形を選べるメニュー。海老を入れてもらい、味付けは一番シンプルなにんにくと塩味。こちらも抜群。
見た目も美しい、黒酢酢豚(2粒2,400円)。甘みと酸味と旨みのバランスのよさ。
残ったソースを食べ尽くすのは、蒸しパンで。フランス料理ではないが、食べ尽くしたいソースの味。
定番の麻婆豆腐(1,850円)。豆板醤を使わないオリジナルなもの。醤の一体となった旨みではなく、調味料ひとつひとつの味が口の中で立つタイプで新鮮。挽肉ではなく角肉も味がしっかり。
大根餅。
大和かしわ、九条ねぎの土鍋煮込み麺。こちらの味は乳化が抜群。
相変わらず愛すべきお店だ。「メニューを載っけて欲しい」というリクエストに応えて、時々載せるとしよう。
また行きたくなる。
【2007年5月再訪】
元です。
シンプルで相当ウマい中華料理達とワインを合わせて飲むスタイルのお店。おしなべてウマいというだけでなく、香妃園の鶏そばを思い起こさせる優しくてまろやかな土鍋煮込み麺や、角切り肉の麻婆豆腐、スペアリブなど、名物といえる料理もいっぱい。
会社のチームメンバーの食事会で、会社近くのこの店に夜来る。酒好きがほとんどの、このメンバーにはこの店のシンプルだけどしっかり味は、つまみとしてグッドなはず、と。
砂肝の山椒和えは、シンプルな塩と山椒の味。ビールのつまみとしてぴったり。
こちらのお店を特徴付けているメニューのひとつ、麻婆豆腐(1,550円)。挽肉だけでなく、ゴロッとした角肉も入っている。食べ応えばっちりだし、山椒も利いてウマい。豆板醤を使わないらしい。
後輩ちゃんが、ご飯を頼んで麻婆丼にするのもうなずける美味しさ。
ぷりっとしたつぶ貝
よだれ鶏の麻辣味(1,950円)。蒸し鶏なのだが、山椒が入っているのかな?辛い麻婆豆腐味のような味付け。「よだれ鶏」とはキャッチーなネーミングだが、「よだれが出るほどウマい」という意味で、鶏がよだれをたらしているわけではないらしい(^_^;)。パクチーと麻辣の組み合わせは、原宿の龍の子で汁なし坦々麺でも馴染みがある。これもなかなか。
台湾A菜の炒め物(1,980円)。台湾A菜、これもまた気を引くネーミングだが、シャキシャキの青菜だ。こちらのお店ではこのA菜をフィーチャーしており、塩とごま油、オイスターソースなど味付けの違いと、一緒に炒める具材で、何種類かが用意されている。しかし、アルファベットと漢字がくっついた中華野菜の「A菜」ってすごい名前。B菜、C菜もありそうだし、イニシャルトークにも見えてくる。「Pダック」「M豆腐」「H中華」・・・・。
メニュー名は失念してしまったが、豚とキャベツの炒め物。中華のキャベツ炒めはどうしてかすごくウマい。ニンニクの美味しさと火力なのかなあ。
「チューボーですよ」でも、スペアリブの巨匠の1人として出ていたこのお店。ダイナミックなスペアリブだけど、味がしっかり染みていい感じ。
大和かしわ、九条葱の土鍋煮込み麺(1,650円)。これがウマい。やさしい鶏出汁の味付けはもちろん、土鍋で煮込まれて乳化した脂と出汁と麺の一体感がすごい。
いずれも満足で白ワインも進んでしまう。ワインと中華も結構あうものだなという発見があった。どれをとってもおいしい料理と、お店が少ない場所という落ち着いた立地といい店です、うん。
最近ランチメニューがないのはちと残念。復活を望む。
オススメ料理:大和かしわの土鍋煮込み麺/スペアリブ/麻婆豆腐
オススメ度:★★★★☆(夜)
予算:5,000〜10,000円(夜)
【2006年4月訪問】
元です。
icydogさんのブログを見てずっと行きたかったお店、いつのまに相方アカハムも行っていたお店に行った。ランチですけど。
お店は席の余裕があるのと、上品でシンプルな内装が気持ちよい。注文したのは、麻婆豆腐と迷って、角煮あんかけ丼(1,100円)。
あんかけ丼には、燻製の玉子と青梗菜が乗る。有田焼の手になじむどんぶりに乗って。貝柱の出汁に海苔の入ったスープ、ザーサイ、胡瓜とシラスを醤油をベースに和え物にしたもの。
角煮のホロホロ具合は絶妙だし、ボリュームは多い。いっしょくたんにしてない、青梗菜も燻製玉子もそれぞれちゃんと仕上げてあるので、、3食丼のようで飽きない。
カウンターには、燻製のばら肉がつるされているところにワインも並ぶ。ワインと中華を楽しむお店のようだ。ランチだけでもレベルの高さを感じる。夜も必ずこなければ。
アカハム同様、★★★★☆です。
【2006年4月】
最近は新しいお店に行く回数が減ってしまった。気に入ったお店にリピートすることが多い。でも、一度載せたところはかぶりたくないので、ランチで新規開拓。
前々からずっとずっと行きたかった中華やさん「御田町 桃の木」さんへ、ランチを食べに出かけた。おそらく、ゲン君の会社からも近い。小さそうながら、綺麗な店構えのお店。
1時くらいに行ったので、店内はもう落ち着いていた。女性の一人客も多く、入りやすい雰囲気。清潔で、料理にも期待が膨らむ。
お茶もかわいい。
今日の日替わりは「トンソクと大根の甘辛煮」、これと「五目あんかけカタヤキソバ」だけ1,200円で、あとは1,000円。
「角煮あんかけご飯」「タンタン麺」等、魅力的なメニューが豊富。
今回は「麻婆豆腐ランチ」に決定。1,000円ちょうど。ご飯、スープ、小鉢に漬物までついている。小鉢も一つ一つがおいしい。
麻婆豆腐は「陳麻婆豆腐」のように、山椒が効いていて結構からい。でも、すっごくおいしい。角切りのお肉が結構たくさん入っていて、これがまた甘くておいしい。お肉には別に味をつけてあるみたい。スープも岩のり?が入っているのだけれど、よくある中華やさんのスープとは違い、とってもさっぱりしていておいしかった。このお店は、他のランチメニューもぜひ試したい。絶対通います。
ていうか、夜もぜひ行ってみたい。 茜
オススメ料理 : 本格スパイスの中華料理
オススメ度 : ★★★★★
予算 : 1000〜1,200円(ランチ)
TEL 03−5443−1309
東京都港区三田2-17-29
三田・中華料理「御田町 桃の木」