元です。

麹町にある人気のフレンチ「オー・グー・ドゥ・ジュール」のオーナーが、2006年2月に、3店舗目を三田に出したとのことで、ランチで行ってみた。店名は「minobi」=味の日ということらしい。料理は、フレンチ×和食。スタイルにとらわれず、その日のおいしい素材を美味しく出すというコンセプト。

場所は、三田の大通りを赤羽橋に向かい、左に交番がある交差点を右に折れて、ちょっと行った左側の1階。

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外観からして、フレンチとも和ともない作り。センスのいい食堂、という印象が一番近い。中はカウンター席が8席ほど、テーブル席8席程度のお店。そこのカウンターにやはり食べるの大好きな山ちゃんと陣取る。山ちゃんは関西がベース。東京出張に来た時の食事友達だ。

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席に着くと箸が並べられる。

ランチメニューは、

・鴨ネギ梅しそ丼(小鉢・吸い物・香の物付き) 1,500円
・minobiカレー(サラダ・スープ付き、10食限定) 1,500円
・白金豚のトンカツ(小鉢・ごはん・味噌汁・香の物付き) 1,800円
・ランチコース 2,500円

のラインナップ。このランチコースを注文する。

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最初に突き出しで切干大根が出てくる。これをつまみながら、カウンター越しに前菜をこしらえる様子を楽しむ。

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前菜は、その日の前菜、その日のスープ、豚肉のテリーヌの3種から選ぶのだが、僕は、その日の前菜、オマール海老とコンソメのゼリーを選ぶ。なんというのか、麦藁帽子を逆さにしたようなお皿にはバジルとオリーブオイルで見た目のアクセントをつけてある。

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写真では隠れて見えないのだが、この野菜の下に、黄色いオマール海老のムースが隠れている。そのムースとコンソメのゼリーで、蕪、トマト、ブロッコリー、インゲンなどの野菜を楽しむ料理。繊細で野菜の味はおいしいが、オマール海老、もうちょっとガツンときてほしい。ムースにすると風味は弱まるのか?

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やまちゃんは、グリーンピースのスープ。

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メインは、このお店のウリになっているらしい、鴨ネギ梅しそ丼。吸い物と香の物がついている。

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程よく焼き上げた鴨には梅ソースと、香ばしくて甘い、焼ネギが乗る。ご飯の上には、シソ以外に揚げた青海苔(?)が敷いてあり、サクサクといい食感。

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山ちゃんはもうひとつのメイン、スズキのベーコンクリームソース。スズキは蒸してある。コチラにもごはんとお吸い物、香の物がつく。

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デザートは3種の中からハーブティーのシャーベットを選ぶ。あまり濃厚な甘さが得意じゃない僕にはちょうどよいさっぱり感。

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やまちゃんは豆乳のブラマンジェ。

これにコーヒーか紅茶がついてランチコース。かなりお腹いっぱいになるし、美味しいのではあるが、2,500円は若干割高か。鴨ネギ梅シソ丼は美味しく、鴨のボリュームもあるのでよかったので、単品で注文したほうが、ランチはいいかもしれない。カレー、トンカツもかなり気になるので、また来てみたい。

ビストロよりも更にカジュアルで親しみ安いし、夜は夜でアラカルトで頼めば、質の高い居酒屋的に楽しめるかも、とおも思う。

minobi (ミノビ)
オススメ料理:鴨ネギ梅しそ丼(ランチ)
オススメ度:★★★☆☆
予算:1,500〜2,500(ランチ)
三田・創作フレンチ「minobi」
03-5484-7788
港区芝3-42-9 中野第一ビル1階