元です。
うまい焼肉が食べたい、と会社のチームで浅草まで遠征。お店は既にメジャー店の仲間入りという感が強い「本とさや」。 田原町の国際通りから1本路地に入ったところにある。
道路を挟んで反対側にある別館も含め、渋い外観。のれんをくぐると、非常に狭い通路の奥に、煙でかすんだお座敷がずらっと広がる。お店は3階建て。1階は煙がモクモク、2階と3階は無煙ロースターが設置されている。我々はその1階の一番奥の席に陣取る。1階に予約をした場合は、外見を気にせず、ダメになってもいい服装でいくべし。隣に入ってきたこのお店のベテランと思しき男性2人組は、なんとゴミ袋を持参し、その中にジャケットの上着やカバンをしまいこんでいた。
壁には、荒っぽく書かれた短冊のメニューと有名人のサイン色紙がずらりだが、煙で変色している(^_^;)。
焼肉とドリンクのメニュー。肉は半人前から注文ができるので、少人数でもいろいろ楽しめる。
こちらは1品料理もののメニュー。
炭火がドンとやってくるときは既に、備長炭が赤々と最高潮の熱を発している。テーブル周りの気温がグッとあがり、同時に期待もグッあがる。
つまみには定番キムチの盛り合わせ(1,100円)。
そしてユッケ(1,450円)。やや値が張るがおいしい。
焼き物のトップは上タン塩(1,750円)。写真は2人前。冷凍ではない生タンは、焼く前のやわらかさが既においしそう。
コチラの名物、特上カルビ(2,400円)。この写真も2人前。ん?2人前にしては量が?とも思うが2.7cmという厚みがすごい。
相当な強火で焼き上げるので、肉をのせた瞬間から、煙が肉を取り囲み、焼くと同時にスモークされる。縦に、横に、と6面をもれなく焼き、中がレアの状態でほおばるとこれが非常にうまい。
上ロースグイ(2,100円)。グイとは、ネギのことらしい。このロースのサシも美しい。サッと焼いてネギを巻いて食べる。
上ハラミ(1,700円)。写真は2人前。
てっちゃん(1,200円)。
めずらしいのど骨(1,200円)。コリコリとしたビールのつまみ系のお肉。
レバー(1,200円)。艶めいて色っぽい。刺身でもいけそうな色。
豚トロ(1,200円)。
これはウーロンハイ大(900円)。見事な大きさ。一瞬ピッチャーかと見間違う。
シメものは、ユッケジャン(800円)。
そして冷麺(1,200円)。冷麺は太さが細麺と太麺と2種類選べる。コチラは細麺。
以上。1人前あたりのボリュームが以前よりすこし減った気がするが、味は変わらずウマイ。5人で50,000円ちょっと。通常の肉もいいが、是非上のつくものをたらふく食べたほうが満足度は高い。猥雑とした店の雰囲気とお酒に流されると、焼き方もいい加減になりそうだが、ここは強火の炭火。焼き加減のコントロールは常に意識したい。せっかくいいお肉達なのだから。
店のキャパが大きいので比較的予約はとれるし、飛び込みでも入れる確率は高いお店。トイレや店内が決して美しいお店ではないので、グループや家族でワイワイやるのが正解。
ここは、スッポン料理も肉の次に押されている感じなのだが、自分も未経験だし、食べているのを見たことがない。どうなんだろうか?
本とさや (ホントサヤ)
オススメ料理:特上カルビ、上ロースグイ、上ハラミ
オススメ度:★★★☆☆
予算:5,000〜10,000円
03-3845-0138
東京都台東区西浅草3-1-9