元です。

うまい焼肉が食べたい、と会社のチームで浅草まで遠征。お店は既にメジャー店の仲間入りという感が強い「本とさや」。 田原町の国際通りから1本路地に入ったところにある。

060502本とさや外観.jpg

道路を挟んで反対側にある別館も含め、渋い外観。のれんをくぐると、非常に狭い通路の奥に、煙でかすんだお座敷がずらっと広がる。お店は3階建て。1階は煙がモクモク、2階と3階は無煙ロースターが設置されている。我々はその1階の一番奥の席に陣取る。1階に予約をした場合は、外見を気にせず、ダメになってもいい服装でいくべし。隣に入ってきたこのお店のベテランと思しき男性2人組は、なんとゴミ袋を持参し、その中にジャケットの上着やカバンをしまいこんでいた。

壁には、荒っぽく書かれた短冊のメニューと有名人のサイン色紙がずらりだが、煙で変色している(^_^;)。

060502本とさやメニュー1.jpg

焼肉とドリンクのメニュー。肉は半人前から注文ができるので、少人数でもいろいろ楽しめる。

060502本とさやメニュー2.jpg

こちらは1品料理もののメニュー。

060502本とさや炭火.jpg

炭火がドンとやってくるときは既に、備長炭が赤々と最高潮の熱を発している。テーブル周りの気温がグッとあがり、同時に期待もグッあがる。

060502本とさやキムチ盛り合わせ1100.jpg

つまみには定番キムチの盛り合わせ(1,100円)。

060502本とさやユッケ1450.jpg

そしてユッケ(1,450円)。やや値が張るがおいしい。

060502本とさや上タン塩1750.jpg

焼き物のトップは上タン塩(1,750円)。写真は2人前。冷凍ではない生タンは、焼く前のやわらかさが既においしそう。

060502本とさや特上カルビ2400.jpg

コチラの名物、特上カルビ(2,400円)。この写真も2人前。ん?2人前にしては量が?とも思うが2.7cmという厚みがすごい。

060502本とさや特上カルビ焼き.jpg

相当な強火で焼き上げるので、肉をのせた瞬間から、煙が肉を取り囲み、焼くと同時にスモークされる。縦に、横に、と6面をもれなく焼き、中がレアの状態でほおばるとこれが非常にうまい。

060502本とさや特上ロースグイ2100.jpg

上ロースグイ(2,100円)。グイとは、ネギのことらしい。このロースのサシも美しい。サッと焼いてネギを巻いて食べる。

060502本とさや上ハラミ1700.jpg

上ハラミ(1,700円)。写真は2人前。

060502本とさやてっちゃん1200.jpg

てっちゃん(1,200円)。

060502本とさやのど骨1200.jpg

めずらしいのど骨(1,200円)。コリコリとしたビールのつまみ系のお肉。

060502本とさやレバー1200.jpg

レバー(1,200円)。艶めいて色っぽい。刺身でもいけそうな色。

060502本とさや豚トロ1200.jpg

豚トロ(1,200円)。

060502本とさや特大ウーロンハイ900.jpg

これはウーロンハイ大(900円)。見事な大きさ。一瞬ピッチャーかと見間違う。

060502本とさやユッケジャン800.jpg

シメものは、ユッケジャン(800円)。

060502本とさや冷麺細麺1200.jpg

そして冷麺(1,200円)。冷麺は太さが細麺と太麺と2種類選べる。コチラは細麺。

以上。1人前あたりのボリュームが以前よりすこし減った気がするが、味は変わらずウマイ。5人で50,000円ちょっと。通常の肉もいいが、是非上のつくものをたらふく食べたほうが満足度は高い。猥雑とした店の雰囲気とお酒に流されると、焼き方もいい加減になりそうだが、ここは強火の炭火。焼き加減のコントロールは常に意識したい。せっかくいいお肉達なのだから。

店のキャパが大きいので比較的予約はとれるし、飛び込みでも入れる確率は高いお店。トイレや店内が決して美しいお店ではないので、グループや家族でワイワイやるのが正解。

ここは、スッポン料理も肉の次に押されている感じなのだが、自分も未経験だし、食べているのを見たことがない。どうなんだろうか?

本とさや (ホントサヤ)
オススメ料理:特上カルビ、上ロースグイ、上ハラミ
オススメ度:★★★☆☆
予算:5,000〜10,000円
03-3845-0138
東京都台東区西浅草3-1-9