元です。
最近テニスを始めて、羽田のテニスコートへよく行く。汗をたくさんかいた後、必ずといっていいほど寄るのが蒲田の「歓迎」。今回は本店の方へ。蒲田にはJRの東口にある本店と、西口にある西口店がある(西口店のブログはこちらをどうぞ)。
西口店はワンフロアは狭く、その代わり3階建てだが、本店は、天井の高い、だだっ広いワンフロアの店。必ずといっていいほど、外には行列ができている。店員さんの態度は必ずしも褒められたものではないが、仲良くなると一変、非常に愛想良くサービスしてくれたりもする。
ここのおば様の兄弟が、「称好(ニーハオ)」「大連」などいずれも餃子の有名店を経営しており、蒲田が餃子の町として有名なのも、このご一族の努力のおかげ。Vシュランの餃子部門で1位をとるほど、餃子で有名なこのお店だが、餃子以外の料理達もおいしいしリーズナブル。
今回は総勢11人で円卓を囲んだ。
中華の定番、味付けクラゲ。
ツブ貝と胡瓜の和え物。
茹で豚のニンニクソース。豚さんの下には胡瓜がたっぷり。ガツンとニンニクが効いている。豚はやわらかくおいしい。
カニシュウマイ。
そしてお待ちかねの焼き餃子。羽付きが有名だが、実は羽付きということよりも、餃子に含まれているスープ。この美味しさがここの餃子の美味しさ。ここで餃子を食べる時は隣の餃子から離れまいと頑張る皮を破かずにうまくはがしてあげられるかどうかで、口に含んだ時の感動が得られるかどうかが決まる。うまくいけば、サクッとした皮を噛んだ後に、ジュワーっと旨みのつまった肉汁が広がる。失敗すれば、酢醤油につけた時にそのスープが逃げ出してしまう。食べ終わった後の酢醤油に、脂を含んだスープが広がっているか否か、それを見ればここの餃子をうまく食べれたのかどうかが、わかるというわけだ。
ここのスープ、どうやら中の餡には豚骨スープを入れているそうで、それが挽肉や白菜と合わさって、このウマイ肉汁になって閉じ込められることになるようだ。更にこの豚骨スープには、15種類の漢方薬が入っているとのこと。
ちなみに、水餃子、揚げ餃子もあるが、焼き餃子一本で行くことをすすめたい。
そして、餃子と同じくらいオススメしたいのが、トマトと卵の炒め物。塩と砂糖で味付けした、シンプルな料理だが、卵に絡んだ甘さとトマトの酸味が絶妙。一緒に食べた全員がウマイとなるこのお店の優秀な1皿。
海老マヨ。サクッと揚げた大きな海老にマヨネーズをからませたもの。コチラもうまい。
青梗菜の炒め物。ハムやヤングコーンも一緒に。
麻婆豆腐。
これは、隠れメニューの南瓜を揚げたもの。以前お店に来て、おば様と仲良くなったときに「日本人にはこれは作れないよ〜」とサービスで出してくれた品。作り方は不明だが、表面はサックリ揚げてあり、中は焼きイモのようなフワッと甘い味。周りにはピンク色の粉が吹いているが、これが何かも不明。しかし、暖かいデザートとしておいしい。女性が特に好きなのではないだろうか。
以上。ビールも老酒も焼酎も飲んで、1人3,500円いかない位。非常にリーズナブル。それとここの老酒(写真撮り忘れ)は、甘くてジュースのようで女性でも飲みやすい。
大人数で行ってワイワイとイロイロなお皿をつまむのもよし、少人数でサクッと餃子を食べるもよし。いずれにしても並ぶのは必至なので、予約の電話を入れたほうがいい。
歓迎 本店 (ホアンヨン)
オススメ料理:焼き餃子、トマトと卵の炒め物、海老マヨ
オススメ度:★★★★☆
予算:1,000〜4,000円
蒲田・餃子&中国料理「歓迎 本店」
03-3730-7811
大田区蒲田5-13-26-101 大田区生活センター内
私もつい先日食べに行ってはりきって写真をとってきたところです。
いろんな餃子があって迷いましたが、やはり焼き餃子がいちばんですかー。
店のことを書いたら、僭越ながらTBさせていただくかもしれません。