元です。
「オーベルジュ」耳にしたことはあるが、存在をよく知らなかった。意味は「宿泊付きレストラン」ということらしい。レストランとして行くもよし、そこに泊まってゆっくり食事するもよし、というわけだ。箱根のオーベルジュ、オーミラドーが、ごちバトルのスペシャル(3月24日放送)で舞台となっていたのを見て、その場で電話して予約、今回旅行も兼ねて行ってきた。
芦ノ湖畔に位置するオーミラドーは、趣の違う、「オーベルジュ」「パビヨン」「コロニアル」の3つで構成されている。道路から見てすぐわかる綺麗な建物だ。一番新しいバリ風のコロニアルに宿泊し、食事は、オーベルジュで、というのが今回のオーダー。
写真は、パビヨンの外観。たまたまいないのだが、帽子と赤いカチッとした服を着たベルボーイが立っている。
オーベルジュのテラス席からレストランを望む。
時期的に入ることは不可能だが、かわいらしいサイズのプールもついている。
レストランは、30席ほどか。暖炉もあり、サービスの方もきっちり教育されていて気持ちよい。コースは、宿泊についている「箱根風ドダンブーファン式ポトフ」というコース。
アミューズは、グラスが逆さに。グラスの中には芦ノ湖鱒のリエットが、底の上には、ブルーチーズのフライ。
演出が面白いですね。
横には大きな哺乳瓶に入ったような、スープが別に出てきており、リエットを完食すると、グラスを元に戻して注いでくれる。
ホワイトガスパチョは、セロリをはじめ、色んな野菜が溶け込んだポタージュ。色味もキレイ。
「車海老のビスクスープ」。
このビスクスープ、スープというよりソースに近い濃厚さ。出汁がこれでもかと効いており、パンが進む、進む。かなり美味しい。一同もこのスープが、今日のベストじゃないか、と。
こちらは、スープのインパクトで印象が薄いのだが、かわいらしい。
パンは、食べるごとに色々違う種類が出てきて楽しい。
「三島無農薬野菜とシーフードのポトフ仕立て」。大ぶりの野菜は火は通してあって程よい食感なのだが、冷製なので、野菜の味がしっかり。バルサミコの軽い酸味でさっぱり。
お魚はコチ。エスカロップエストラゴンソース。フレンチの中でも、お魚のパリパリに焼き上げたところと、バターのソースは好きだ。
お肉は、子羊のブレゼ、ベルモットソース。
フロマージュブランのムース、フルーツと粗引きの胡椒が添えてある。甘いものはそれほど食べないが、ムース+胡椒ならばいける。
以上が料理だが、このあと、コーヒーとプティフールはサロンに移動して。
フレンチのプティフールはマカロンだの、なんとかだの、いろいろあるようだが、僕はよくわからない。
非常にたくさんのお菓子たち。サロンで2時間はしゃべれそうな量。
まだまだ。
料理でお腹いっぱいなので、なかなかコチラまで完食できない。
しかし、料理といい、雰囲気といい、非常にいい!「また来たい」と一緒に言った3人も含め、全員が意見一致の素晴らしいお店。
オススメ料理:この料理の中では断然スープ
オススメ度:★★★★☆
予算:8,000円〜
元箱根・オーベルジュ「オー・ミラドー」
0460-4-7229
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根湖尻159-15
こんなトコ自分で企画しなきゃ絶対連れて行ってもらえない。
毎回、食べる前に写真を撮る事を忘れないのがすごい。
私は、すぐに手をつけてしまう・・・