元です。
話題の亀田興毅の世界タイトル戦があった8月2日は、中目黒の有名ジンギスカンのお店、まえだやでのテレビ観戦だった。
恵比寿の槍ヶ崎から中目黒へ下って左にちょっと入ったところにあるお店は、看板がなければお店ともつかない外観。
はじめて来たときは、「本当にここでいいのか?」と思いながら近づいて、この看板を見てようやく安心したり。
店内は、テーブル12席、カウンター6席ほどのこじんまりした様子。飾り気がなく、大衆居酒屋的。ジンギスカンのメニューはシンプル。ラム肉は、網焼きするラムネギ塩とラム肩ロースがある。つまみのメニューもいくつかあるが、どれも魅力的。
焼鳥といえば、というキャベツ&にんにくみそ(450円)をつまみながら、炭が準備されるのを待つ。
島らっきょう(500円)。これもお酒のつまみにはなかなか。キャベツのにんにくと島らっきょうを食べた時点で、明日の自分の匂いに諦めをつけないといけない。
セロリと胡瓜のにんにく和え(500円)。これもシンプルだがうまい。まえだやは、ジンギスカンそのものより、むしろこのつまみが魅力的。
揚げ茄子のマリネ(700円)。ほどほどにビールで気持ちよくなって、つまみでお腹が膨らみ始めたところに、ジンギスカンがやってくる。
色の綺麗なラム肉(1人前1,100円)。ここのお店、出てくるお皿にも気取りがない。
厚切りのラムは、よく焼いて食べたい。「ラムなのに臭くない!」というお肉を食べたいなら、別の店を選ぶべきか。むしろ、ラムの肉の匂いさえも楽しみたい!という人には、この厚切りのラムの弾力とやわらかさはたまらないはず。
網焼きのラムネギ塩(1人前1,200円)。ザ・赤味の肉、という味感。そして、しめのご飯ものも、ジンギスカンらしくないこのお店。
キーマカレー(900円)。このお店に、これを目当てにくる人もいるようだ。素朴だけど、日々のランチで時々食べたくなるような、なじむおいしさ。
ニラ玉雑炊(900円)。こちらも家ででてくるような懐かしい味。ほっとするのである。
このころには、亀田戦で疑惑の判定となり、店内は騒然となっていた。酔いながらも、胸に引っかかるものが残ったが、お腹の方は大満足。
まえだや
オススメ料理:ジンギスカン、おつまみ各種
オススメ度:★★★☆☆
予算:3,000〜8,000円
中目黒・ジンギスカン「まえだや」
03-3716-8322
東京都目黒区中目黒1-5-8
なかなかジンギスカン屋さんでおつまみ→ジンギスカン→〆ということができるジンギスカン屋さんもないです。