元です。
明けましておめでとうございます。今年も食べちゃいます。同時に体年齢も下げたいから、運動もします。宣言しときます。
新年一発目は、焼肉です。とはいっても行ったのは年末ですが。その分厚くて美味しいタンと、お店のお客への態度が賛否両論で、相当メジャーな凛。この店に来るのは何年ぶりだろうか。18時と20時という予約時間の指定と、予約は平日のみ、メンバーが全員そろわないと入店出来ない、などのこの店独自のルールで、なかなか機会に恵まれなかった。
月島の駅からほど近く。モスバーガーとドラッグストアの間の、袋小路のマンションの1階に、手前のビルに隠れるように凛はある。焼肉屋としては違和感のあるこのロケーションで、お店のイメージが蘇ってくる。
ここで、旨いのはつくねとタン。基本的に注文は1回、20時の次の客には席を明け渡さなければいけないので、真剣にメニューと格闘。
2人組の客は、空いてない限り(空いていることはないようだが)4人テーブルに相席。そのためガスロースターも小ぶりだ。その代わり鉄板はこまめに代えてもらえる。お店の方は常に各テーブルに目を配らせている。席数30弱の小ぶりのお店。
鴨つくね塩焼き(1本315円)。大降りのつくねがどんとロースターに乗せられる。
遠火でじっくり焼いたつくねは、しそを巻いて、酢橘を搾って食べる。うまい。鴨肉は鶏のような香ばしさや弾力は無いが、その代わり独特の甘さとコクがある。しそや酢橘で味がしまる。
そして、上タン塩(1,680円)登場。1cmくらいの厚さのタン。昔よりは大分薄くなっている気がするが、それでも、でっぷりと厚い。
ここではお店の方が焼き方指導してくれる。このタンも強火で真ん中がぷっくり膨らんだらひっくり返してネギを乗せるように、とのこと。炭火と違いガス火は、中への火の通りが遅いので、厚めのタンは、遠火でじっくり焼いたほうがうまいと、個人的には思う。タンはミディアムくらい焼いたほうがいい。なので、店員さんの目を盗んで、遠火地帯へ移動。表面にちょっとだけ硬い焼き目がついたら、ネギをどさっと。うん、やはり旨い。この店の生タンはイイ。
特徴的なつくねとタン以外もざっと紹介。
お通しにはもやしが。それと、写真は無いがチヂミも。
別にナムルも注文したのだが、もやしだらけになるので、注文しなくてもいいかも。
上カルビ(2,300円)。上カルビの質としては、まあまあ。
上ハラミ(1,200円)。こちらもそこそこ。
ハツ焼き(800円)。最近はまっているハツ刺し。こちらを焼きで頼んでみる。味噌ダレに絡めて出てくる。レバーを焼いたときの臭みが若干残るが、レバーよりはさっぱり。
〆にカルビうどん。この店のカルビうどんは、土鍋で出てくる上に、春菊が乗ってたり、たまごとじだったりで珍しい。うどんは韓国うどんだが、柔らかめ。スープは、他店に比べるとあっさり目。
以上。以前なら間違いなく★4つだったが、今回は3つ。タンの圧倒的な厚みがなくなっていたこと、タン、つくね、以外は、確かに美味しいが、コストパーの面では特筆するとこまではいかないことか。とはいっても、普通(★2つ)よりはいいお店に違いない。次回来たときに期待したい。
オススメ料理:鴨つくね、上タン塩
オススメ度:★★★☆☆
予算:6,000〜12,000円
月島・焼肉「凛」
03-3531-2985
中央区月島1-27-1 第三メガロ1F