【2007年8月】

元です。

今話題のペンギン食堂のラー油だが、ラー油というよりは香味油に近い。辛さはさほど無く、ほんのりした甘みとうまみとコクがある。そして一番の特徴は香ばしさと芳しさ。ラー油から想像される用途よりはずっと広くて、餃子、サラダ、うどんのつけ汁、納豆のタレ・・・、色んなものに合うラー油、それが石垣島ラー油。

以前から気になってたのだがネットで売り切れていて手に入らなかったこのラー油を、お土産として弟から貰った。

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底に沈殿しているいろんな粉々。これをよーく振って使ったのは、まずは餃子。餃子にも当然合うのだが、サラダのドレッシングに足す、うどんのつけ汁に足す、納豆のタレとして使ってみるとこれがかなり美味い。ほんのりとした甘さと油とニンニクがあいまったコクとターメリックのクセになる風味がたまらん。

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原料は、島唐辛子/唐辛子/春ウコン/秋ウコン/ピパーチ(島胡椒)/石垣の塩/黒糖/黒豆/白胡麻/ニンニク/山椒/植物油と、沖縄らしい材料がふんだんに使われている。このラー油のうまさに効いているのはきっと、黒糖とウコンだね。

BRUTUSの「2007-2008FOODS TRENDS」特集を見るとラー油を一人で作っているんで、本業の石垣島で営む辺銀食堂は4年間休業していたようだ。このペンギンという名前、石垣では涼しげな名前だと思うのだが、ご主人のお名前らしい。なんとも可愛らしい名前だが、琉球の名前ではなく中国・西安出身のご主人が日本帰化の際に取得した名前。

こちらから次はXO醤が発売されるそうだが、そちらも楽しみだし、今年から復活する本業の辺銀食堂の方にも石垣を訪れた際には寄ってみたい。

沖縄旅行、出張に行かれる僕の知り合いの方、この石垣島ラー油みつけたら僕の分買ってきてください、たんまりと。お支払いしますんで・・・(^_^;)。