【2008年9月訪問】
元です。
うまい冷製スープを飲んでいるかと思わせるのような上品な汁の味わいと、それをよく絡めとる極細の麺が涼しげな夏の美味しさとなっているチョンギワ新館の冷麺。韓国料理ではるが、その冷麺によって特徴づけられたお店。
冷麺(2,000円)はちと高いと感じるかもしれないが、その完成度はその価値があるし、ランチ時(1,200円)ならばそれ以上の価値を感じる。
胡瓜と卵、叉焼が乗っただけのシンプルなルックスは一見そっけなく素朴だが、だからこそスープを啜った時の美味しさを引き立てる。氷も入ってキンキンに冷やされたスープを、これまた清涼感のある鉄の椀に口をつけて啜ると、全部飲み干したくなるような、クリアで出汁が深い牛骨スープの味わいがいい。
麺は、さつまいも粉が主体の極細で、細めの素麺のレベルだが、しっかり歯応えはある。クリアなスープとの辛み具合が絶妙。
ちょっと前に盛岡で食べた某超有名店の冷麺は、スープこそチョンギワと似た非常に美味しいものだったが、太くてゴムのような太い麺とスープは全く合わないと感じた。もちろん美味しい盛岡冷麺のお店もあるのだろうが、この2店だけを比べると、韓国冷麺の方がそもそも、完全に圧倒的に美味いと思ってしまう。
イカキムチなナムル、サラダなどが一緒に付いたので、キムチを冷麺に入れてみるが、このスープのクリアな美味しさは、キムチを入れて乱すべきではないかもしれない。韓食日記さんでこの店のビビン麺が紹介されていて、よだれが出てしまったので、次はビビン麺を食べてみよう。
チョンギワ 新館 (韓国料理 / 赤坂)
★★★☆☆ 3.0
オススメ度:★★★☆☆
赤坂・韓国料理「チョンギワ新館」
03-3586-2896
港区赤坂3-12-7 赤坂ソシアルビル1F
今日も、日帰り東京出張中。
あぁ、食べて〜な〜。
でも、今日はかなり忙しい・・・