【2007年11月訪問】
元です。
”パスタハウス”という規定から期待されるより幅広いイタリア料理の美味しさを堪能できる上、NYグリルを思わせるような、ラグジュアリーな内装とサービス。ウェイティングバーでは丸の内のオトナが、スタンディングでワインを傾けているカッコよさがある。パスタをガツッという飯屋としても使えそうだし、コースやアラカルトで深酒もできそうな使い勝手の幅の広さがよさげ。新丸ビルのコンセプトにもなっている”深夜まで飲める店”になっており、営業は26時までだ。もちろん評判のオリジナルパスタやバーニャカウダは絶品。
僕は後者の深酒コースだったのだが、結婚パーティーを手伝ってもらった友人を招いての食事会。結果的には食事会というよりは飲み会という言い方が相応しかったが。

新丸ビルの茶色のフローリングと暗めの白熱ライティングは、ビルの中を思わせない、落ち着いた作りで、なんだか居心地がいいのだけど、この店もその延長にあって、更に暗めのライトと落ち着く席の間やサービスがあって、根が生える気持ちよさ。
オーダーはばらばらに到着する友人に合わせて、アラカルトでお願いした。アラカルトならではの好きなもんを好きなだけってのが満喫できたんだけど、ウリのパスタやバーニャカウダ以外にも、グリル系も侮れないなんていう発見もあったり。

一列ずらっと並ぶテーブルセッティングに楽しい酒宴を期待する。

アンティパストはトマトのブルスケッタ。胡桃とイカ墨のパンが添えられている。

グリッシーニなど(よくわからない)。奥は、チーズ、手前は豚の肩のリエット。

バーニャカウダ(2,100円)。美しいガラスの器に盛られた色鮮やかな野菜達。奥で輝くのはキャンドルじゃなく、ソースが入った保温ポット。このソースが絶妙。アンチョビの風味はあるけど角が立たず、生クリームでまろやかに仕上がっている。油のこってりした感じもない美味しさ。作り方にちょっとしたコツがあるようで、今度家でもチャレンジ。

鯛のカルパッチョ(1,850円)。カルパッチョには珍しく海草を添えている。プチプチが好みの海ぶどうも。

パンは2種類。黒い方は、ブルスケッタでも出てきたイカ墨のパン。

”つやすがた”という京都の茄子と茗荷の冷製スパゲティーニ(1,700円)。茗荷が清々しい。パスタは他に2種類。

こちらのお店の名物、フルーツトマトのトロフィエアラビアータ(1,800円)。トロフィエというのは、オリジナルのパスタらしく、太めだけど、端っこがすぼまっていてもっちりしているパスタ。これによく合うフルーツトマトは極めて甘く、アラビアータの辛さとの関係が面白い。辛さは甘い後味を消すし、その辛味は次の一口の甘さを引き立てる感じ。確かに名物だけあって相当美味い。
”甘くて辛い”ってのは、TOKIAで東京初出店のインデアンカレーや梨の甘さがよく効いたビビン麺を思い出す。カレーもビビン麺もパスタも甘くて辛いのは、美味いってことなんかね。

そろそろ季節も終わる秋刀魚の炭火焼をのせたシシリア風キターラ(1,850円)。トマトとオリーブ(だったかな?)も入っていて香ばしい秋刀魚がなかなか。
もうこの辺で相当お酒入って記憶おぼろげ。だけど、6時間続いた飲みでまだまだ食べるわけですよ。シャンパンもビールも赤も白もなんでもゴロゴロしてる状態で。

生ハム挟んだり、

厚岸のカキフライ(1,600円)を、洋食っぽくタルタルで食べたりしつつ、会話は弾む。

カキは、リゾット(2,100円)。九条ネギのアクセントがいいけど、リゾットはも少しちゃんと芯残してるタイプが好み。

きのこのフリットもつまみ、最後に、

牛のバヴェットステーキとローズポークがドンと。バヴェットステーキとはどうやらハラミの肉らしいのだけど、中は柔らかいんだけど肉感がしっかりあって美味い。この肉がフィオレンティーナみたいに周りカリカリで出てきたら、もう最高だったのだが。


妻はしっかりデザート2つ腹に収めて終了。料理と酒と会話をいっぱい詰め込んだ満足感。額は相当いきましたが、満足度は高い。いやー、手伝ってくれた皆さんほんとありがとう。
オススメ料理:バーニャカウダ、フルーツトマトのアラビアータ、その他手打ちのパスタ類、肉
オススメ度:★★★★☆
予算:10,000〜25,000円
丸の内・パスタハウス「AW Kitchen」
03-5224-8071
千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング5F

料理の中ではイタリアンが断然一番大好き!な私にはかなりそそられる写真ばかりだわ。
あ、そういえば先日はお久しぶりでした。
元におめでとうって言いたかったけど、とてもそんな席ではなかったので言えなかった。
改めて「パーティーには行けなかったけど、結婚おめでとう!」
ママ組は少ないのにパパ組は多くなってきたな〜。