【2008年6月訪問】
元です。
箱根帰りのランチは稲村ガ崎のタベルナ・ロンディーノで。イタリア料理にしては珍しく通し営業をしているので、子連れで周りへの迷惑を考えるとピークタイムには行きにくい我が家にぴったり。134沿いで海を臨むロケーションと黄色い建物は、昔からの稲村ガ崎の記号。134沿いを通学していた学生時代の一時期が懐かしい。
アジサイの時期の鎌倉は混雑しており、ピークを外した14時でも行列している。駐車場がちゃんとあるのもいい。子供が騒がないか警戒してテラス席にしたけど、車の騒音があるから店内の方がよさそうだな。2人で前菜とパスタを2種類、メインをひとつ注文。
花ズッキーニのフリットは、クセの無いズッキーニの花の柔らかさと中に入ってるチーズの風味がいい感じ。
カルパッチョは、平目。鯛よりプリプリと歯応えが強くて美味しい。
パスタのひとつは、ポルチーニと帆立のタリオリーニ。手打ち独特の黄色がかったパスタだけど、ツルツルしていてもっちり感はあまりない。もっともっちりが好きなんだけど。ただポルチーニの風味が効いている。
海の近くだから(腰越漁港から仕入れているかはわからないけど)魚介中心に注文。パスタの2品目はメコイワシ、ラグーのスパゲティ。イワシはほぼ形を残しておらず、アンチョビのように味付けに使っているのだろう、魚の風味。ただ挽肉の味が勝っちゃってるなあ、惜しい。
メインは肴や肉を選んで、調理法も選ぶスタイル。僕らはムツを香草のグリルで。弾力のあるムツとシンプルな味がいい。
妻のデザートは、チョコレートのケーキだが、期待を裏切らない濃厚味だったそうだ。
全体に、雰囲気に負けない中身があるものの、料理によっては不安定な感じがしたのは、アジサイの時期の混雑のせいか。ディナーでゆったり検証したいところ。カラスミ、イカ墨料理をオススメしている方もいるのでメモ。逗子から鎌倉方面へ134の小坪のトンネルを抜けた瞬間の材木座の海のキラキラが目に入る風景が昔から大好きなんだよなあ。学生時代の郷愁が満足度を高めているところもあるかもね。
タベルナ ロンディーノ (TAVERNA RONDINO)
オススメ度:★★★☆☆
予算:4,000円弱(お酒無し)
0467-25-4355
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎2-6-11