【2009年10月再訪】
元です。
一昨年は雄、昨年は雌、とくれば今年は、そう、両方食べ比べ。時期がスタートした、上海蟹のお話。オスは毛深く、雌はそうでもない。なんとなく理解しやすい見分け。本当は、腹で区別するみたいだが。
こちらは雌。さて雄は?
こちらが雄。
毎度のごとく、「僕はコレ!」と蟹さんを選んで名札をつける。
蒸しあがって出てくる蟹さんは、テーブル脇で解体して供される。味噌が旨ーい。
紹興酒の古酒の樽のうわずみだけを出してもらった。「うわずみです」と。サラサラで飲みやすく、グッド。
前菜も。
麻婆豆腐も。
色々食べて満足なり。
【2008年10月再訪】
元です。
昨年は雄のみしか食べてない上海蟹を、今年は早めに伺って「一番美味しい」とお店が押すこの時期の雌にありつく。お店は咸亨酒店、新世界菜館のディフージョン店というと聞こえはよくないが、ワイガヤ酒飲み宴席には向いたお店。
いつものように、「僕はこの蟹さん」と選んで自分の名札をつける。美味しい上海蟹の選び方はこちら。お店の方が直接買い付けに行く蟹は、まだ動いている元気なやつら。
蒸しあがった蟹は、解体されて供される。グロテスクな森の熊さんのようにも見える。メスの玉子は濃厚で最高。ビールでも紹興酒でもよく合う。美味しい季節行事。
しかしむしろ、お酒と合わせるなら老酒漬けが旨い。トロッとした味噌に老酒の風味が染込んで、至福。個人的には蒸したものよりこっちが好み。単なる酒飲みだからかもしれない。
枝垂れ柳が目印の神保町のお店。お店はこの時期賑わっている。
前菜は、クラゲ、地鶏の蒸し物、ピータンと塩卵の中華風テリーヌ。
野菜の湯葉巻き揚げ。
子ヤリイカの温菜ピリ辛生姜添え。季節の料理からのセレクト。子ヤリ、といいながらかなり大ぶり。
そろそろ牡蠣も、ということで大黒神島産カキの寧波風香り揚げ。カキの風味が揚げて強くなって美味。
オリジナルの紹興酒も旨い。酒も料理もぐんぐん進む。
〆は、蟹味噌炒飯。コレ、ランチで食べれたらうれしいかも。赤坂でこれを食べられるお店ないだろうか。8人で大満足の会食。
咸亨酒店 (カンキョウシュテン) (上海料理 / 神保町)
★★★☆☆ 3.0
オススメ度:★★★☆☆
予算:飲んで食べて8,000円ほど
神保町・中国料理「咸亨酒店」
03-3288-0333
千代田区神保町2-2