【2009年4月訪問】
元です。
弘前へ向かう途中で、loropianaさんに「是非」とオススメしていただいた大館のきりたんぽ鍋の「むらさき」へ。
きりたんぽは、料理として美味しくないイメージをずっと持っていたのだけど、門前仲町の男鹿半島でそのイメージを覆された。お米の粒と味がちゃんと残って、もっちり感とふっくら感のあるきりたんぽ。ここのきりたんぽもまさにその味。焼きおにぎりを入れて美味しく味が染みる鍋、そんな印象。
比内鶏の出汁はしっかりと強く、東北らしい醤油のシンプルな味わい。お店では、鍋で煮て小皿にわけるまでやってもらえる。せりの食感や淡い苦味もいい。
とんぶりと長芋(530円)は、辛い大根のしぼり汁と醤油の味付けで、とろみと辛味の相性がいい。
はたはたずし(530円)もつまむ。
だしには、黄色掛かった比内鶏の脂を入れる。
きりたんぽ(1人前2,100円)は特大で、手でちぎりながら鍋に放り込む。出汁のしみこんだきりたんぽがうまいね。
鶏はしっかり食感。お腹が満たされてそこまで到達しなかったが、残ったスープは、うどんでしめることができるようだ。お取り寄せも可、とのこと。
元祖 むらさき (鳥料理 / 東大館)
★★★☆☆ 3.0
予算:3000円
大館・きりたんぽ「むらさき」
0186-42-0741
秋田県大館市幸町12-9