元です。
本を出すといっても、僕の本ではありません。築地王こと小関敦之さんと築地の仲卸の3代目で、数々のメディア出演暦を持つ生田與克さんの共著、魚のおつまみレシピ本です。
書名:築地じこみの魚の肴(仮)
生田與克・小関敦之 著
予価:1300円
12月上旬発行予定
なぜ、そんなことを紹介するかというと、妻がフードスタイリングを担当したから。カメラマンは漢の粋のkyahさん。そして僕もちょこっとだけお手伝い。
kyahさんは強行スケジュールに腰を痛めながら完遂。しずる写真は、ブログで実証済みなので、完璧。
築地仕込みの魚さばきのスピードと正確さ、美しい!と見とれてしまう。とはいっても、魚から捌く本ではなく、男が気軽に晩酌のつまみを作る、でも一工夫でとてもウマイ、という趣旨です。
小関さんは、レシピ仕事を完璧にこなした後も、筋子から作ったいくらを我が子に与えてくれたり、遊び相手になってもらったり、大分面倒を見てもらった。ありがとうございます。
妻は、料理の上がるスピードを見計らいながら、皿とアレンジを手早く考えていく。
市販の食器も使ったが、和食には量産品より、一点ものがバチッとはまるね、はやり。陶芸をやっている義母の食器が大活躍。
仲卸の目利きを通して、築地からやってきた魚は色も美しいのである。
撮影後の料理は、自動的に横の宴席へ向かう。どれもなかなかウマイ。小関さんの缶詰を使った簡単つまみも、生田さんの魚介を扱う簡単テクニックも、見事。数日間で100レシピ、仕事も大変だが、お腹もいっぱいで幸せ。
ビール、ハイボール、日本酒、焼酎にはもちろん、ワインにも合うつまみの数々、しかも簡単。本の出来上がりが楽しみだ。