【2010年2月訪問】

元です。

「1〜3月しか食べられない、酸菜火鍋を食べに行こう」とお誘いを受け、なんのことやらよく分からずに、三田の華都飯店(しゃとーはんてん)に行く。この鍋の酸菜とは、乳酸発酵させた白菜のことで、塩のみで漬け込んで発酵させるのだそうだ。ザワークラウトの日本版。これを、炭火で高温に湧き上がった鍋にたっぷりと入れて食べるもの。干し海老や貝柱、鶏などの出汁はしっかり力強いが、この酸菜の酸味と実によく合う。

1月と3月では発酵の度合いが違うので、2月は丁度真ん中くらいの酸味。好みによっては、また3月に食べるというのもあり。

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様々な具材も優しく滋味深いし、ご飯にかけて食べる〆もウマイ。

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マンションの地下にある店の中は、老舗の高級中国料理の趣。

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干豆腐と胡瓜のサラダ。この後すぐにお鍋。

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鍋の具材は、渡り蟹(ほぼ出汁として)や、

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高野豆腐や、

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春雨など。

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そして、酸菜。

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牡蠣も入る。スープの酸味は思ったほど刺激的でなく、食欲をそそりどんどんお腹に入っていく。

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薬味で好みに味を仕上げたり、変化をつけたりしながら食べ進むのも楽しい。

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また一つ、冬の名物として頭の片隅を占拠する鍋料理と出会ってしまった。

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最後のご飯もサラサラとあっという間に食べ尽くす。

華都飯店 (北京料理 / 赤羽橋、芝公園、三田)
★★★☆☆ 3.0

オススメ度:★★★☆☆
予算:12,000円(鍋のコースは6,000円ほど)
三田・中国料理「華都飯店」
03-3453-0893
港区三田2-7-1 シャトー三田 B1F