【2009年8月訪問】

元です。

今や軽井沢の雰囲気を作る中心といってもいいほどになった星野リゾート。初めて訪れた時の石の教会やコテージ、星のや、トンボの湯など、周りの自然を延長して設計した施設は、旅行の行程すべてをその土地らしさで包んでくれるから、軽井沢旅行の楽しみを一段と印象深いものにしてくれる。昨年の夏は、その中核のひとつ、ホテルブレストンコート内のNo One's Recipeでランチ。

子連れファミリー2家族で、コア時間を外した静かな空間で、食事も会話も満たされた。

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ランチは、3,500円と5,000円のプリフィックス。前菜、メイン、デザート、カフェ。5,000円になると、スープと、メインが2種になる。
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客が少ない角の席と、ホテルらしい丁寧なサービスが気持ちのよい時間となった。

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アミューズのリエットとピクルス。

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旬の貝とキノコのフリカッセ。全体に色味とアレンジが華やかで、目に美味しい料理が続く。

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ピエ・ド・コション(豚足)とアスパラのガトー仕立て。ミモザが乗り、ビーツのソースが彩る。

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鰹のカルパッチョ。クスクスのクロケット。前菜はこの3種類からのセレクトになる。コロッケが一番印象に残る。

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色鮮やかなスープ。内容を失念。

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鰆だったかな。この辺も失念。

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肉のメインのひとつ、飯田産千代幻豚と山菜のパイ包み焼き。

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信州和牛のポワレ依田農園有機野菜のブーケ。建物の設計だけじゃなく、食材もローカル素材を使った土地との調和を目指している。その志は旅行者にはとても気持ちの良いものだ。五感すべてを地元に預けるのは旅行の醍醐味だから。

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チーズケーキにココナッツとパッションフルーツのハーモニー。

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ショコラのデクリネゾン。デクリネゾンとは、同じ素材を、色んな技法で、食感など味の楽しみを変化させること、だそうで。

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目の楽しさが先行しすぎている感はあるが、味、雰囲気トータルで気持ちよいお店だ。

No One's Recipe (フレンチ / 中軽井沢)
★★★☆☆ 3.0

オススメ度:★★★☆☆
予算:5,000円
軽井沢・フランス料理「No One's Recipe(ノーワンズレシピ)」
0267-46-6200
軽井沢町星野 ホテルブレストンコート