【2010年10月訪問】

元です。

”雲南料理”というあまり聞きなれない中国料理の店で、近所の元CAさんが「台湾へのラストフライトは、絶対ココ!」と、強烈にオススメしてもらったのが、台北の人和園雲南菜(ユィンナン・レンハーユェン)。雲南地方で取れる珍しい食材や香辛料を使った料理を提供してくれる。これらが、シンプルだけど実に美味しい。ビールにあうつまみが多く、出張終りの空いた時間にぴったり。お店も品がよく会食にも向いていそうだ。

椎茸とタケノコ炒め02-1

最も印象に残ったのは、椎茸炒め(208元)。 ピリ辛のフライドポテトならぬ、フライド椎茸。筍の旨みが強く、砂糖の甘みと塩の具合、揚げ焼きされた香ばしさが抜群で、ビールにピッタリ。エリンギの食感のような椎茸のこの料理、東京でファーストフード化されたら売れるんじゃないか?
店内04-1

台湾といえば、夜の市場に代表されるような屋台や、ファーストフードの印象が強いけど、品のよい、そしてしっかり美味しい料理が食べられるお店になっているこちら。日本語のメニューがあって、ローカルだけじゃなく幅広い人が訪れている。

じゃがいもの細切り揚げ01-1

そして、じゃがいもの細切り炒め(188元)。こちらもシンプルに芋の味が楽しめる料理だが、唐辛子のピリ辛と山椒のアクセントが程よい。

過橋麺01-1
 
もうひとつは、過橋麺(128元)。 テーブルに並べられる別々の鶏がらスープと、麺、豚肉と、野菜を、店員さんが調理してくれる。豚をしゃぶしゃぶし、麺と野菜を入れて完成するプレゼンテーション。

過橋麺03-1

雲南料理のひとつらしいこちらは、優しい鶏だしのスープ。 米粉の麺と玉子麺が選べる。

デザート-1

今回食べた台湾の中ではダントツNo.1のお店。

テーブル-1

台湾再訪の際は、間違いなく行きたいぞ。

オススメ度:★★★☆☆
オススメ料理:筍の炒め、じゃがいもの細切り炒め
予算:700元
(02)2536-4459
台北市錦州街16号