【2012年4月再訪】

元です。

名古屋の浅間町にあるかなり渋い焼肉店「馬力屋(ばりきや)」。年季の入ったカウンターとテーブル、座敷の店で、煙が充満してスーツがやられてしまう店。一緒に行った先輩は、”馬力屋の日用のTシャツ”を用意しているほどだ。また供される肉もインパクトが強い。ニンニクと胡椒、強烈な味付けで、ガツンと肉を食べさせる タイプ。その味付けに隠れがちだが、実は肉質も悪くない。それは、飽きずに食べ進められるし、食後感も重くないところに現れる。ホルモン系がオススメで、一番高いタンを除けばすべて3桁台という値段。また、雑煮という〆メニューに驚かされる。

DSC_8641

こちらでは、にんにくサガリ、上ミノ、雑煮あたりがオススメ。
DSC_8613

定番キムチ(300円)からスタート。

DSC_8615

タン(1,200円)。こちらは網は交換しないのがルール。塩モノ、タレモノの順番はお店がコントロールしてくれるので、相談しながら、最初にある程度まとめて注文した方が美味しく食べられる。

DSC_8616

塩ホルモン(550円)。いずれも見るからに胡椒が強い。 脂の質は悪くないが、それも飲み込む胡椒のインパクトはビールが進む。

DSC_8618

そしてにんにくサガリ(600円)。今度は胡椒に加えニンニク攻め。働いたぞっ、という時にビールと合わせてガツンと食べる、労働者の味だ。

DSC_8620

上ミノ(600円)。こちらは胡椒の印象を超える綺麗なミノ。鮮度の高さが一目瞭然で、食感、味ともかなりいい。

DSC_8621

 長芋短冊(350円)。合間にしゃっきりしたものがこの店によくハマる。

DSC_8623
 
 コブクロ(450円)。

DSC_8625

イカ(500円)。

DSC_8628

スタミナ鉄板(1,200円)。ホルモン類とキャベツ玉ねぎを甘辛いタレだ鉄板焼きにしてくれる。ライス派にはコレという皿だ。

DSC_8647

強い味のインパクトだけが強調されがちだが、肉質が悪くないというのが印象に残る。

DSC_8633

 スタミナ鉄板同様に鉄板で焼いてくれるチャーハン(750円)。

DSC_8649

そして鍋がドンとやってくる雑炊。

DSC_8652

ちょっと田舎くさい、懐かしい出汁の味とお餅は最後にホッコリした〆になる。

常に混んでいるので予約が必の優良店。夏とビールがとっても似合うタイプの労働者焼肉店だ。

オススメ料理:にんにくサガリ、上ミノ、雑煮

馬力屋焼肉 / 浅間町駅亀島駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0

オススメ度:★★★☆☆
予算:4,000〜7,000円(7,000円だった際は相当に食べて飲んだので、そこまでいくことは稀かと)
052-551-0598
名古屋市西区新道1-23-31