【2009年8月再訪】

元です。

5年前に初めて伺ってから、軽井沢一番のお気に入りになったen boca。軽井沢らしい木々のさざめきと木漏れ日と、センスのよい空間の気持ちよさだけではなく、抜群に美味しいピザや釜焼き料理が楽しめる。軽井沢を訪れるたびに伺うお店。伺ったのは、お店の近くにある離山房で桑田さんを見逃したその日。

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この店で最も好きな胡麻豆腐と野沢菜のピザ。ここでしか食べれない最高のメニュー。

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入り口で売っていた地元野菜。変わった野菜が多くて楽しい。絵本に出てきそうな、折れ曲がった木で組み上げた屋台自体からして非常に面白い。

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サラダ。

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マルゲリータ。

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レンコンと松の実のピザ。

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パセリのピザ。変り種が続くんだが、どれも本当に美味しい。もっちり生地とチーズ自体が抜群な上に、具材のバランスがセンスよい。

いつまでも食べに行きたいお店ですな。


【2007年5月再訪】

元です。

軽井沢らしさを凝縮したお店と質の高い料理ならココ、というのがエンボカ。GWを利用して旅行に行ったのだが、親や兄弟を連れて行きたかった最たるお店だ。GWは予約がかなり埋まっているようだった。

以前来た事があるにもかかわらず迷う小道の奥に、周囲の別荘のうちの1軒といった風情で立っているこの店。

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行くなら、絶対にランチ!天気がよければなおいい。木立の中から日の光がチラチラと注いで、歩くととっても気持ちよく、心が洗われる。木造の素朴な建物は、最小限の青の色使いとガラスで洗練されているが、周囲の林に馴染む落ち着きももっている。全くセンスがいい。

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店内は、ピザ釜が置いてある4人掛けのテーブル席やカウンター席もあるが、僕らの案内された、靴を脱いであがる、非常に落ち着いた席が一番いい。内装はまるで、人の別荘に案内されたようだ。

ピザとベルギービール、生ハムなどの燻製がオススメ。もともと生ハムを作っており、その切れ端をピザに使い、釜も作り、ピザ生地に酵母を使っていることからベルギービールも扱うという、それぞれがリンクしたものがメニューに載っている。

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ピザや生ハムもいいが、まずは空豆のピザ釜焼(800円)。「皮ごと食べれます」などと言われ、豆の皮でなく、サヤも食べれるのか?と父が誤解するが、それほどホクホクで見た目から美味しそう。

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僕の家族はそろって酒飲みで、つまみに合いそうなものに目が行く。イベリコ豚のチョリソ(1,400円)。粗引きのイベリコ豚をパプリカ、にんにく、塩、胡椒で味付けしたもの。腸詰で、かなりの歯ごたえとしっかり味。

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こちらは生ハムにぎり寿司(1,600円)。生ハムをストレートに食べるのもつまみとしてはいいが、このアレンジも新鮮。酢飯の酢はバルサミコ、わさびの代わりに柚子胡椒、ハムはパルマのプロシュート。これがなかなかグッドアイデア。自宅でチャレンジ(妻がね)決定のヒットメニュー。

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ピザは3品。6人で行ったのだが、結構なボリュームがあり、少人数の場合は、ハーフ&ハーフにもしてくれる。ピザは定番もの以外に季節ものがあるのだが、このお店の特徴はピザにはあまりしない素材を見事においしく食べさせてくれるところ。

こちらは季節限定のたけのこのピザ(2,400円)。醤油で味付けた竹の子と、ビローンと伸びのよいマイルドなモッツァレラチーズが不思議とよく合う。竹の子のさくっとした歯ざわりもいいし。

この店のピザ生地はモッチリふわっとして、表面は香ばしい。トッピングの珍しさとその美味しさに目が行きがちなんだけど、生地も相当に旨い。

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定番のマルゲリータ(1,800円)。火が入りすぎてないトマトの酸味が好み。

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こちらも季節限定のアスパラ(2,200円)。さっくり香ばしいアスパラをアンチョビの塩味、にんにくの風味、チーズのコクの足し算。

どれも本当にうまい。そして最高に気分がよい。前回食べた、野沢菜とごま豆腐のピザがベストかな、中では。

僕らが食事中に帰っていった上品な年配の御婦人が「美味しかったので、明日も来たいのだけどあいてます」と。あいにくいっぱいのようだったが、その気持ち、すごくよくわかる。この店に来るために軽井沢に来る、それくらいの価値のあるお店だ。

オススメ料理:季節のピザ、生ハム、生ハムのにぎり寿司、野沢菜とごま豆腐のピザ
オススメ度:★★★★☆
予算:3,000〜6,000円
軽井沢・ピザ「en boca(エンボカ)」


【2004年6月訪問】

生ハム

軽井沢のピザと生ハムのお店「en boca」に行ってきました。隠れ家的雰囲気は、都内の”隠れ家的”お店とは違って本当に静かで趣があって、明らかにリピーターの人しか来ませんといったたたずまい。ランチのラストオーダーである14:00ぎりぎりに場所を何度も電話で聞きながら伺ったのにもかかわらず、親切に教えていただいたおだやかさにまずは好感を持ちました。

注文したのは、シーザースサラダ、そら豆の石釜焼き、生ハム(パルマのプロシュート&ハモンセラーノ)、マルゲリータと野沢菜のピザのハーフ&ハーフ(ここでは2種類のピザを選んでハーフ&ハーフにしてくれます)。ピザを焼く釜は、オーナーの手作りだそうで。イタリアではピザ用の釜作りの職人がいるくらいのいっぱしの仕事のようですが、「本物に比べたら火のまわりがイマイチです」とお店の方がおっしゃる釜はなかなかどうして立派なものでした。

ビールはベルギービールを中心に30種類くらいかな?豊富に揃っています。そしてそれと一緒に食べる生ハムが最高。もともと趣味で作って近所に配っていた生ハムの切れ端を、どう利用しようかと考えて始めたピザだそうで。生ハムの知識は全くない僕ですが、ハモンセラーノは塩味も少なく、ビーフジャーキーが乾燥する前のようなほどよい噛み応えが、ビールによく合います。

そしてピザですが、生地は薄めのパンピザでフワフワ、マルゲリータもとてもおいしいのですが、ここでは”変わりピザ”というのか、オリジナルのピザが特徴です。食べたのは、野沢菜、ごま豆腐、えごまをトッピングしたピザですが、たっぷり乗ったしゃきしゃきの野沢菜(茎部分)とふわふわの生地がよく合います。チーズのように溶けるごま豆腐もマイルドでおいしい。和とイタリアンの融合は全く違和感のない味。また近々メニューを更新するようで、軽井沢に来たときはまた寄ってしまいそうです。

軽井沢「en boca」
http://www.enboca.jp/

【チカラのネタ】

”人の集まるチカラ”については何も思い浮かばない・・・(^_^;)。とにかく天気もよくおいしく気持ちのよい、いい休日を過ごしました。神様、会社様、お休みをありがとう。

 ピザ