青森は、震災の風評被害で観光客が激減している。復興に向けて被災地以外の人ができることのひとつに、被災地や風評被害地域へ旅行すること、ってのもあるはずだ。そんな旅行の一番の魅力はやっぱり食。青森の豊かな食の中でも、2月の旅行で、最も驚いたお店がこちら「千陽(せんよう)」。信頼できる筋の情報が無ければ、「水産科学館(水族館的)の中にある食堂」と聞いて、行ってみようとは到底思わなかっただろう。
オフシーズンで市場もやってない2月の日曜日のランチ、新鮮な海鮮を楽しもうと思ったらココは間違いない場所だった。ランチなので、多くの料理を食べられたわけではないが、刺身の質の良さだけでなく、揚げたきんきんも最高。夜来れなかったのが残念で仕方が無い。
お刺身定食は、1,000円と2,500円のものがある。1,000円でも十分美味しく楽しめるのが、毛ガニや鮑がつく2,500円の方も値段以上の満足度だ。あからさまに鮮度の高い刺身類を食べると、これは安いと感じる内容。