元です。
最近更新が少ないとのお叱りをよく受けますが、生活を楽しむインプットを優先して、アウトプットを疎かにしがち。さて、今年の4月はほぼ毎日送別会をしていただいていたわけですが、そのひとつで伺った米沢屋。
焼肉の中では有名店のこちらは、機会がなく未訪だったお店だ。こちらの肉はほぼすべてに渡って、大ぶりの厚切で登場する。焼肉は焼く側に火入れを委ねられている稀有な料理だから、客にとっての難易度は相当高いお店。その一方肉のクオリティは確かに高く、巧く焼ければ期待以上の見返りが戻ってくる、ハイリスクハイリターン焼肉店の代表格かもしれない。肉を食べるだけでなく、”育てる”ことが好きな人にとっては、焼くプロセスも含めて十二分な満足感に溢れて店をでることができるだろう。
炭火に乗せると、一切れで網を占領するサイズ。厚切の肉はその質の善し悪しがはっきりとでやすい。脂の質がわるかったりすると、臭みや重たさが薄切り以上に感じられるし、赤身の旨みが少なければ、頬張っても苦痛になるだけ。米沢屋の肉はそういった心配とは一切無縁。その味のよさが食べ応えとなって返ってくる。続きを読む