【2007年10月訪問】

元です。

日本風にアレンジされていない、”麻”の効いた痺れる料理たちながら、痺れるだけじゃない絶妙でしっかりした味付けで、ビールでもご飯でもぐんぐん進んでいく力を持ったメニュー。50代に見えない若いお母さんが一人で作っており、カウンターとテーブル3つのお店とお客の距離感が気持ちいこじんまりしたお店だ。

台風20号で風と雨の大荒れの夜、以前「台風の日こそ予約の取れないお店へ」と思ったことを実行しようと、代々木の煮込みやなりたなどに電話してみるものの、意外にもキャンセルが出てない様子。そこで相方、なつさんが以前オススメしていた麻婆豆腐がある小岩の「珍々」に電話をして伺った。

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一瞬ドキッとする店名、漢字を最初に見たら人に伝えるときに躊躇しそうだが、「つぇんつぇん」と読むらしく微妙にセーフ(何が?)。小岩の住宅街の中にポツンとあるお店を見た限りでは、お客の8割が地元ではなく遠くからくるお店とは思えない。店内にはカウンターに冷ケースがあり、元寿司屋の居抜きのようだ。

さすがに台風の夜、到着した19時にいた他の客1組もすぐに出て行き、僕らが帰るまで貸切状態。

何を頼もうかとぶら下がったメニューは20種類程度で、800〜1,500円とリーズナブル。他にも作ってもらえるものもあるらしいが。お母さんと相談してオススメメニューを中心にお願いする。

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