元です。
両国の駅傍の細い静かな路地に、凛とした姿で佇む蕎麦屋「ほそ川」。店構えも、蕎麦も、ザ・正統派。真っ直ぐに蕎麦道を極めんとする雰囲気からか、客まで背筋が伸びて蕎麦に向きあおうとうい気持ちになる。せいろも田舎もしっかりした噛み応えと蕎麦の香りがいい。
季節によって産地を変える穴子の天ぷらも食べてみたい。 続きを読む
オススメのレストランとメニューを写真で紹介する”本能直撃”グルメガイド。
【2009年12月再訪】
元です。
ミシュランでの星取り以降初めての訪問。ランチ時の混雑を覚悟していたが、12時少し手前に到着したら、カウンター席に空きあり。カウンターがある蕎麦屋は多くないが、一人でささっと食べて帰る蕎麦屋というジャンルからすれば、あって然るべきなのかも。鰻や焼鳥と同様、素材がシンプルだけに仕事の手を見たくなるし。
ランチメニューの、ざるとこづゆのセット(1,200円)を頂く。相変わらずの美味しさ。
続きを読む【2009年11月訪問】
元です。
年末ということで、蕎麦の店。神楽坂は素晴らしい街、という意味を構成する店のひとつ。蕎麦の道に深く入り込んだ風情の古民家の、お座敷の蕎麦店。蕎麦の香り立つ、喉越しのよい蕎麦。
凸型のざるに上品にもられたせいろ(900円)。
続きを読む【2009年7月再訪】
元です。
浦安の所用帰りに、歯ごたえしっかりで蕎麦の風味がよい芦屋亭へ。蒸篭は、二八、粗引き田舎、韃靼、季節の蒸篭の4種類。冬に柚子がとてもよく、今は何だろう?と楽しみに伺う。蒸篭の追加は300〜400円とリーズナブルなのもいい。お店のオペレーションが毎度おぼつかないのはご愛嬌。
本当の葛と黒蜜だけで作った真っ当な葛餅も極めて美味。
さて、季節の蒸篭は今回は抹茶。これまた風味が素晴らしい。玉子焼きもふんわりでなかなかいい。
続きを読む【2009年4月訪問】
元です。
桜祭りの真っ只中、夜は一閑人でゆったりと蕎麦。ジャズの流れる静かな一軒家のお店は住宅街の一画。昼間ならプチ庭園を見ながら食事もでき、心落ち着いて店名の通りの気分。食器やインテリアのセンスもよく、いい空間。「江戸前の蕎麦」は、二八の細く、しかししっかりした固めの食感を残した麺は水切れもいいし喉越しもいい。
つまみを進めながら、旅行のあわただしさから離れた、気持ちいい時間を過ごせる。せいろは、出汁の甘辛さ、強さの加減もよい。際立った特徴はないものの、すべての要素が真っ当で美味い。ちなみに子連れOK。
続きを読む【2009年3月訪問】
元です。
新橋の外れにある本格蕎麦屋、辻。喉越しで風味を楽しむタイプの蕎麦も好きだが、噛み応えの中に感じる蕎麦の風味もまた好きだ。この店は後者の方。北海道や福島の蕎麦粉を使っている点は、他のこだわり蕎麦屋と大きく変わらないが、細めの麺としっかりの歯ごたえは一瞬の驚きがあり、その後美味しさを実感する。角の立つ蕎麦とでもいうのか。
ざる(650円)。つゆのバランスもよい。薬味がねぎと大根おろし。山葵ではなく、この辛味のある大根おろしもなかなかよい。
続きを読む【2008年11月訪問】
元です。
牡蠣が食べたい!というモードで築地に朝食にやってきて、普通なら高はしに足が向くところだけど、今回は変り種の牡蠣南蛮を目指して富士見屋へ。出てきた牡蠣南蛮蕎麦(950円)に乗る牡蠣は相当大ぶりで見るからにぷりぷりしていて、かつおの香りと柚子の香りは食欲をそそる。
火を通しすぎてないほどよい牡蠣はふんわりした食感もよく、生牡蠣の風味をよく感じれて美味しい。出汁は甘からず辛からず、落ち着いた味で飽きない。蕎麦屋だから蕎麦だろうと注文したけど、こりゃしっかりした食べ応えのあるうどんの方が牡蠣とは合いそうだ。次回はそれで。
続きを読むげん
食べる事、特に焼肉が好き。大勢で食べ「全メニュー制覇」を狙う「焼肉倶楽部」/癒し系ラウンジ「Lounge406」(終了)/オトナの修学旅行・オトナの運動会など「オトナ企画」主催。